2023年08月31日
世田谷区・北沢エリア
北沢エリアは、世田谷区の北東部に位置する北沢1丁目から5丁目までのエリアです。 主要道路は、東北沢駅方面から三軒茶屋を結ぶ茶沢通りや、渋谷区と武蔵野市を結ぶ井の頭線通りなどがあります。 多くの飲食店や小売店が立ち並ぶ茶沢通り、再開発により多くの商業施設がオープンした下北沢駅、近隣にある下北沢一番街商店街、劇場やライブハウスなど、活気ある街並みです。 一方、北沢エリアには閑静な住宅街もあります。賑やかな「若者の街」、文化を感じる「音楽・演劇の街」としてだけでなく、居住地としても魅力的なエリアです。
下北沢駅周辺は「下北沢」や「下北(しもきた)」と呼ばれ、古着や雑貨、ミニシアター、ライブハウス、カフェ、居酒屋などが立ち並び、サブカルチャー文化が根づいた街並みが特徴です。 世界各国で発刊されている世界的な雑誌「タイムアウト」で、2019年に発表された「The 50 coolest neighbourhoods in the world(世界で最もクールな50の街)」では、下北沢が2位を獲得しています。 また、街並みだけでなく、生活利便性が向上した下北沢駅構内も魅力です。2019年11月には、小田急電鉄株式会社の再開発により、下北沢駅構内に「シモキタエキウエ」という商業施設がオープンしました。駅構内から続く開放的な吹き抜けの施設内には、カフェや居酒屋、その他多様な飲食店や雑貨店がメインに並び、駅に訪れる人を楽しませてくれます。
北沢エリアの駅は、下北沢駅と東北沢駅の2駅です。下北沢駅は小田急線と京王井の頭線の2路線、東北沢駅は小田急線が利用できます。京王井の頭線を利用すると、下北沢駅から渋谷駅までは乗り換えなしで約3分です。 小田急線からは、下北沢駅から新宿駅までは約8分、東北沢駅からなら約10分、どちらも乗り換えなしで行くことができます。 また、東京駅や品川駅、池袋駅なども1回の乗り換えで30分程度で行くことができます。北沢エリアは、主要な駅への移動も快適で、買い物や通勤、通学にも便利なエリアと言えるでしょう。
下北線路街は、小田急線の東北沢駅から世田谷代田駅間の地下化に伴い、線路跡の全長約1.7kmを開発してできた街です。 「BE YOU. シモキタらしく。ジブンらしく」をコンセプトに、温泉旅館や都市型ホテル、保育園、学生寮、カフェなど、さまざまな施設を整備しています。自然環境を向上するため緑化にも取り組むなど、住む方、働く方、訪れる方すべてとのつながりを意識したスポットです。 多様性にあふれる下北沢で多くの人がつながり、それぞれが心地よい場所を増やしていくことを目的としています。
下北沢一番街商店街は、コンビニチェーン、飲食、雑貨、洋服、クリニックなど、180店舗以上が軒を連ねるスポットです。下北沢駅北口に位置し、北口駅前のメインストリートは約180m、総延長は約670mあります。 1939年に東京北澤通商店街商業組合が結成、1965年に下北沢一番街商店街振興組合に名称が変更されました。狭い路地にも商店が密集し、そぞろ歩きが楽しめる賑わいのある雰囲気です。 年間を通じてイベントも多く、北沢八幡宮例大祭や演劇祭、音楽祭などが開催され盛り上がりを見せています。
本多劇場は、下北沢駅のすぐそばにある劇場です。客席は1フロア、客席数は386席あります。 本多劇場は、下北沢で複数の劇場を運営する本多劇場グループにより、1982年に作られました。もとより演劇専用劇場として設計されており、本多劇場グループの中で最大規模を誇ります。舞台・観客設備などが充実しており、どの席からも観やすい設計で、演者と観客の一体感が楽しめる劇場です。 東京の小劇場演劇の中心的存在で、過去には数々の人気劇団も公演を開いてきました。2023年現在も、有名劇団の公演に多く利用されています。
北沢エリアは、サブカルチャー文化が魅力の下北沢や、再開発が進み発展した街並み、主要駅への移動に便利な交通環境が魅力のエリアです。活気ある街中を外れた場所には閑静な住宅街もあります。北沢エリアに魅力を感じていただけた方は、エリア内での暮らしを検討されてみてはいかがでしょうか。
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記事編集者:せらい けんた ライター:赤松 茉怜 ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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