2024年10月11日
世田谷区・岡本エリア
岡本エリアは、世田谷区南西部に位置する高台にある気品漂う落ち着いた住宅街です。 豊かな緑に覆われた国分寺崖線の高台からは富士山や丹沢山脈が見えることもあります。特に、岡本3丁目の坂は東京富士見坂とも呼ばれ、関東富士見百景などにも選ばれました。映画やドラマに登場することも多い坂で、ロケ地巡りに訪れるファンも少なくありません。 岡本エリアは都会にありながら自然の美しさに触れられる場所として、人気の高いエリアです。
岡本エリア内には、谷戸川と丸子川が流れています。エリア内には交通量の激しい幹線道路などがなく、落ち着いて生活できる点が岡本エリアの住みやすさと言えるでしょう。岡本八幡宮や長円寺などの寺社のほかに、松本記念音楽迎賓館などがあります。 松本記念音楽迎賓館は、音響機器メーカー創業者の居宅の一部を誰でも活用できる記念館として貸し出したものです。館内には貴重なパイプオルガンやチェンバロ、ピアノ、マリンバ、ヴィブラフォンなどがあり、事前予約のうえ有料で利用できます。 また、エリア内にはお子さまがのびのびと遊んだり、落ち着いて散策したりできる公園が複数あり、水や緑、生き物に親しめる自然が豊かなエリアといえます。
岡本エリアからは東急バスを利用して、東急電鉄の東急田園都市線二子玉川駅、小田急電鉄小田急線の成城学園前駅を利用するのがおすすめです。 岡本三丁目バス停から二子玉川駅・成城学園前駅までは、いずれも22分程度でアクセスが可能です。東急バスの公式サイトからはバスの混雑状況や、リアルタイムでの走行場所も確認もできます。 公式サイトで利用したいバス停名で検索すると、走行中のバスの現在の混雑度が3段階で表示されます。さらに「6個前の停留所を発車7分待ち」のように現在の運行状況がスマートフォンで簡単に確認できるため、家を出るときやバス停での待ち時間に確認してみると良いでしょう。
国分寺崖線の崖下にある岡本公園の一角に、江戸後期の典型的な農家の家屋敷を再現した民家園があります。岡本公園民家園は世田谷区の有形文化財・有形民俗文化財に指定された貴重な建造物です。 旧長崎家主屋と土蔵1棟、椀木門は、入場・見学が無料です。建築的な視点で住宅の移り変わりを解説する見学会なども開催されており、屋内では昔の民具に触れたり、昔の生活や風習を体験したりできます。 また民家園では、お子さまから大人までさまざまな年齢層に向けた各種イベントを実施。こどもの日には竹馬、ベーゴマ、こま、けん玉などの昔遊び体験が実施され、お正月には羽つきや竹馬など季節に合わせた体験ができます。
世田谷区岡本2丁目にある岡本の丘緑地は、丸子川と谷戸川に挟まれた丘陵に位置する区立公園です。緑地内には地域の丘陵の特徴を取り入れた起伏があります。緑地内には国分寺崖線でよく見られる樹木を植栽し、自然豊かな緑地となるよう整備されています。 2020年6月には、シモツケの苗木の植樹祭も行われました。芝生広場の周囲にはバリフアリーの遊歩道が敷かれ、園内の木々を眺められるベンチや屋根付きのベンチもあり、散策や休息におすすめです。 見通しが良くきれいな公園なので、お子さまも安心して遊ぶことができるでしょう。犬の散歩やジョギングなどにも適しています。
岡本わきみず緑地は六の橋バス停近くにある、豊富な水量の湧き水が流入する公園です。国分寺崖線を形成する斜面には地域の樹木や植物、アメンボ、サワガニ、オニヤンマ、アオゲラ、カワセミ、カモなどの生き物の姿が見られます。 湧き水は世田谷区内有数の湧出量があり、展望デッキからは豊富に湧き出す水の音と、流れる水を楽しめます。 普段は植生保護のためデッキから降りられませんが、解説員の引率のもと園内を約30分程度かけて見学できるオープンデイも開催しているので、気になる方は参加してみてはいかがでしょうか。
世田谷区は、2020年から保育所の待機児童数0人を連続して実現しており、そうした点も岡本エリアの住みやすさに繋がっています。子育て支援や公園の緑地化に積極的で、世田谷区はファミリー層にもおすすめです。 自然と親しみながら落ち着いた暮らしができる岡本エリアに興味がある方は、下記のリンクよりフォローエリアに追加してみてはいかがでしょうか。エリアをフォローすると、関連する情報を随時ご確認いただけます。 また、ほかのエリアも気になる場合は簡単な質問に答えるだけでおすすめのエリアが見つかる、ライフスタイル診断もお試しいただけます。
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記事編集者:浜根冬馬 ライター:sae ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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