2023年08月31日
中央区・日本橋エリア
日本橋は江戸の中心として、徳川家康も重視したエリアです。現在では新しいビルが立ち並び、ビジネス街として発展を続けていますが、川沿いや街中には歴史の面影を感じるスポットも多数残っています。 一方で、商業施設が集まる街としての側面もあり、マンションが多く住みやすい街でもあります。 たとえば日本橋三越本店などの有名な百貨店のまわりに企業のオフィスが並び、すぐ近くには人々が暮らすマンションもあります。 また、中央区では今後人口対策に力を入れるとしています。日本橋エリアの住みやすさが、さらに引き立つことも期待されます。
日本橋エリアには、さまざまな特徴や魅力があります。 過去も今も多くの企業が日本橋エリアに本社を構えており、日本のビジネスを支える街のひとつとなっています。野村ホールディングス株式会社や、株式会社コーセー、株式会社岡三証券グループなどの企業が日本橋エリアに本社を構えており、その他にもさまざまな企業の本店や支店があります。 2つめの特徴としては、日本橋エリアに歴史的・文化的資源が多いことがあげられます。地名の由来にもなっている日本橋は、もともと江戸初期に作られたものです。その後何度か作り直され、現在の橋も明治44年(1911年)に竣工した歴史ある建造物で、重要文化財に指定されています。その他にもエリア内に国指定重要文化財がいくつもあり、中央区ではそういった資源を利用した観光誘致も計画しています。 それに加えて居住者が多く、近年では日本橋エリアにマンションが増加していることも特徴です。以前から日本橋エリアに住んでいる方々に加えて、新しい住民も増えています。また、中央区では、日本橋エリアについて今後とも人口が増えると予測しています。
日本橋エリアには複数の路線が乗り入れているため、広い範囲へ乗り換えなしで行ける利便性の高さも魅力です。 東京メトロ東西線では日本橋駅、東京メトロ銀座線では京橋駅、日本橋駅、三越前駅、総武・中央緩行線では新日本橋駅がエリア内にあります。 東京メトロ東西線は西船橋駅と中野駅を結んでおり、三鷹駅まで直通運転する便もあります。東京メトロ銀座線は渋谷駅と浅草駅を結んでおり、渋谷駅からは東急田園都市線や東急東横線に乗り入れる便もあります。
日本銀行本店は、ベルギー国立銀行を参考に1896年2月竣工された建物です。火災や災害を乗り越えて、1974年2月5日に国の重要文化財に指定されました。 日本銀行本店では、こちらも国指定重要文化財に指定されている地下金庫や展示室を、ガイド付きで見学できる予約見学を実施しています。貴重な建物の見学をしながら、日本の金融政策について学ぶことができます。 日本銀行本店以外にも、エリア内には三井記念美術館や、高島屋史料館TOKYO、国立映画アーカイブなど、美術館や博物館が複数あります。休日に美術館や博物館など文化施設を巡って過ごしたい方にも、日本橋エリアはおすすめです。
日本橋周辺には、お買い物に便利なスポットが豊富にあります。 東京駅に直結しているヤエチカ(八重洲地下街)や、老舗店舗から新業態の人気店が揃うコレド日本橋など、買い物もグルメも楽しむことができます。その他にも、日本橋ガレリア、京橋エドグラン、日本橋高島屋、日本橋三越本店など、ショッピングを楽しめる施設が揃っています。 このエリアだけでも幅広くショッピングが楽しめるため、日本橋エリアは通勤だけでなく日常生活でも利便性が高いといえます。
日本橋たもとの日本橋船着場から、乗り合いクルーズ船が運行しています。 日本橋川沿いの歴史や文化をガイド付きで学べるコースや、サンセット、ナイトクルーズ、春にはお花見クルーズも催行されています。 日本橋川や神田川をクルーズするために設計された専用船で、東京の歴史や今がわかるスポットをめぐり、また日本橋に戻ってきます。 東京の中心部を船から眺める貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。
日本橋エリアは交通の利便性が高く広範囲にアクセス可能です。通勤に便利なだけでなく、ショッピングや文化施設、クルーズなど街の魅力を楽しめるスポットもたくさんあります。 都心に近く利便性が高い、日本橋エリアでの暮らしを検討されてみてはいかがでしょうか。
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記事編集者:立石秀彦 ライター:高橋真理 ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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