交通の利便性が高く、中央区内でもマションが多い浜町・東日本橋エリアの住みやすさをご紹介

江戸時代の交通の要衝。物が集まり商業が発展した街

かつて日本橋一帯は五街道の起点として、また、海上輸送ルートの集積地として栄えました。 やがて奥州街道の出発地だった馬喰町や横山町には問屋街が形成されました。江戸末期には150ほどの問屋が集まっていたといわれています。 浜町・東日本橋エリアは、そんな江戸時代の活気が今に伝わる街です。JR総武線・都営新宿線・都営浅草線に囲まれた馬喰町や横山町には、現在でも問屋街が残っています。 江戸の昔も現在も、交通が便利で多くの人が住み、また商業がさかんな街となっています。

浜松駅前

マンションストックの豊富さと利便性が人気

浜町・東日本橋エリアを含む、日本橋周辺の地域は中央区内でもマンションの棟数が豊富で、ライフスタイルや条件に合った住まいを探しやすい傾向があるでしょう。 また、エリア内にはビルやマンションが多い一方で、緑や川辺も多く、身近に自然を感じることができます。特に緑が多いのは、浜町公園の周辺ですが、街路樹や隅田川のテラスを整備するなど地域ぐるみで緑化に取り組んでおり、景観だけでなく、浜町・東日本橋エリアの住みやすさも向上しています。 さらに、複数の駅や路線がエリア内にあるため、通勤・通学など交通の便が良いことも魅力のひとつと言えます。

２本の都営地下鉄線で都内や横浜方面へ縦横にアクセス

浜町・東日本橋エリアには、総武本線に加え、都営地下鉄新宿線と都営地下鉄浅草線がクロスする形で走っています。そのため広い範囲にアクセスしやすく、ご家族内で利用駅が異なる場合にも便利な点が浜町・東日本橋エリアの住みやすさの特徴と言えるでしょう。 総武本線馬喰町駅から東京駅までは５分ほど、品川駅までは横須賀線を利用すればおよそ15分以内に到着します。新宿駅や池袋駅などへは乗り換え１回で、約30分圏内です。 都営浅草線東日本橋駅からは、品川駅や横浜駅まで乗り換えなしでアクセスできます。渋谷駅や上野駅、中野駅へはいずれも乗り換え１回で、約30分圏内です。 都営地下鉄新宿線浜町駅や馬喰横山駅からは、新宿駅まで一本で行けます。渋谷駅や池袋駅、品川駅や上野駅、中野駅などへは、乗り換え１回で約30分圏内です。

浜町公園

運動不足解消なら浜町公園と総合スポーツセンター

浜町公園は、砂場や滑り台などの遊び場に加え、運動場やスポーツセンターなども備えた公園で、子供から大人まで楽しめます。 スポーツセンターはバスケットボールやバドミントン、卓球や弓道、エアライフルなど多種多様なスポーツに対応しています。温水プールやゴルフ練習場、トレーニングジムもあり、個人利用も可能です。 自然の中を散歩してリフレッシュしたり、ご家族やご友人たちと集まってバーベキューを楽しむこともできます。 毎年8月には、中央区大江戸まつり盆おどり大会が開催されます。

※画像はあくまでイメージです

服飾の近現代史に触れるアイリスボタンの博物館

服飾付属品メーカーが運営するボタンの博物館は、浜町駅から徒歩5分ほどの場所にあります。ボタンを通して世界や日本の文化史が学べる珍しい博物館です。 館内には世界各地から集められた約1600のコレクションが展示されています。例えば、象牙や宝石などが使われた豪華なデザインのボタンは、18～19世紀にヨーロッパ貴族の間でステータスシンボルとして扱われていました。他にも、さまざまな素材やデザインのボタンがモチーフや年代、国別に紹介されています。 ガイドツアーに参加して、より詳しい説明を聞くのもおすすめです。

明治座

東京を代表する劇場、明治座もエリア内に

浜町駅を出てすぐの明治座は、東京を代表する劇場のひとつです。明治６年（1873年）に創建され、昭和３年（1928年）に浜松町へ移転しました。 劇場内は1階席から3階席まであり、座席数は花道の使用に応じ1368～1448席です。当初は歌舞伎の上演が中心でしたが、現在では時代劇や現代劇からミュージカルやコンサートまで、多彩な演目が楽しめます。 開演前や幕間に利用できる喫茶や食堂、地方の特産品や老舗のお菓子などを扱っている売店もあります。観劇記念のお土産を購入したり、明治座限定の商品を探したりするのも楽しみのひとつです。

マンションも増加傾向にある人気エリア

浜町・東日本橋エリアは複数の駅や路線が利用できるため、通勤や通学に便利です。また、自然に触れられるスポットがあり、住みやすさにつながっています。マンションが豊富で人口も増えつつある、人気のエリアをフォローしてみてはいかがでしょうか。

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記事編集者：立石秀彦 ライター：MaGr ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。