2023年08月31日
足立区・舎人エリア
舎人エリアは足立区の北西部に位置しています。「舎人」という単語は皇族や身分が高い人に仕える人のことを指す言葉です。地名の由来として、戦国時代に「舎人氏」が住んでいた説や、聖徳太子が命名した説、地形が由来している説などがあります。 エリア内の住宅街は戸建てが中心で、一部には農地が残っているのどかな環境です。エリア内にはスーパーが点在しており、中には深夜まで営業している店舗もあるので買い物にも便利です。また、舎人公園をはじめとする広い公園や神社は自然を感じられるスポットとして、地域住民の憩いの場となっています。
舎人エリアは豊かな自然を持つエリアです。エリア内には一級河川の新芝川と毛長川が流れ、周囲には緑道や親水公園が整備されています。「緑豊かな快適で便利なまち」を目指し、公園の整備も計画されています。また、舎人公園駅から徒歩10分の場所には東京都中央卸売市場である北足立市場があります。 観賞用の植物である「花き」や、「青果」が取引されている市場です。花き部では、保育園や幼稚園で花と触れ合える機会を提供し、青果部では食育教室を実施するなど、地域との関わりも密接です。普段、市場は一般へ開放していませんが、毎年秋には「市場まつり」が開催され、多くの地域住民で賑わいをみせています
舎人エリアには、舎人駅・舎人公園駅・見沼代親水公園駅の3駅があり、日暮里舎人ライナーが乗り入れています。2008年(平成20年)に開業したコンピュータ制御による自動運転を行う新交通システムで、路線はほぼ直線です。日暮里~見沼代親水公園間 の9.7 km、13駅を結んでいます。 西日暮里駅や日暮里駅で乗り換えをすると、都心の主要な駅に移動できます。例えば、見沼代親水公園駅から東京駅や池袋駅までは日暮里経由で約40分、新宿駅までは西日暮里経由で約50分、品川駅まで日暮里経由で約50分でアクセス可能です。
舎人公園は、舎人公園駅の東側に位置する広さ約65ヘクタールの広い敷地を持つ公園で、昭和56年に開園されました。園内には野球場やテニスコートがあり、有料でレンタルすることができます。その他にもバーベキューやドッグラン、お子さま向けの遊具などの施設があり、多目的に利用できる公園です。 また、園内にある桜はレーガン元米国大統領夫人から送られた苗木を植樹したもので、鈴木元都知事により「レーガン桜」と命名されました。園内の北東側にある大池には鳥類をはじめ、魚、昆虫などが生息するなど、自然や生き物に触れられる環境です。
舎人公園内には、緩やかな傾斜の人工芝をソリで滑走できる、人工芝ゲレンデが設置されています。最大傾斜約20度、幅約44m、2種類の傾斜が用意されている広々としたゲレンデで、3歳から12歳までのお子さまが利用可能です。ソリのレンタルは無料で行っているので、手ぶらで行っても楽しめます。 また、土曜日・日曜日・祝日・混雑する平日に、ソリの利用が30台を超えた際には先着順に整理券が発行されるという利用ルールが設定されているので、混雑時でも順番にソリを楽しむことができます。
見沼代親水公園は、見沼代親水公園駅から徒歩約1分にある公園です。元々は農業用水として活用されていた土地でしたが、昭和59年に公園として整備され、現在は地域住民の憩いの場となっています。 公園は約1,700mの縦に長い親水路に沿ったかたちで整備されており、お子さまが遊べる複合遊具のほか、約70本の桜が植えられています。水深が浅い所もあるので、お子さまが水遊びを楽しむこともできる公園です。水路には鯉や亀、合鴨、カエルなどが生息し、自然の豊かさを感じられる環境といえます。
舎人エリアは、河川や広い公園がある自然豊かなエリアです。スポーツやソリゲレンデなどを楽しめる舎人公園など、お子さまが楽しめるお出かけスポットもあります。地区計画では緑道や公園の整備が計画されており、より良い自然環境が期待できるエリアです。自然豊かな舎人エリアに魅力を感じていただけた方は、住まいの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
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記事編集者:せらい けんた ライター:島村 光 ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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