2024年10月16日
江東区・門前仲町エリア
門前仲町エリアは、江東区のなかでもマンションが多く、住みやすいエリアです。商業施設も多く、便利さと暮らしやすさが両立した環境であり、富岡八幡宮、成田山深川不動堂、法乗院、永代寺など寺社や史跡が多いエリアでもあります。 江東区は、歴史的なみどりを保全しつつ市街地の緑化を進めることで、歴史を感じられる街並みを形成することを目指しています。さらに「深川門前仲町景観重点地区」を指定し、歴史・文化資源を活かしたみどりの景観を保全することを目指しています。
門前仲町エリアは、もともと木材などの工場や倉庫が多い場所でした。現在は、工場や倉庫の跡地がおしゃれな店やマンションに建て替えられつつあります。 木材を取り扱う工場や倉庫は天井が高いという特徴があるため、コーヒー豆の焙煎機を備えるのにちょうどよく、焙煎設備を備えたおしゃれなカフェや喫茶店がオープンしています。ほかにもベーカリーやパティスリーなどが点在し、街のイメージが少しずつ変わってきました。 また、江東区はマンション供給が多いエリアでもあります。門前仲町エリアについても2020年の門前仲町駅周辺の中古マンション成約件数は、約20駅ある東京メトロ東西線の中で6番目であり、多くの取引がされていることがわかります(データ出典は、東日本不動産流通機構の「中古マンションの沿線・駅別成約状況」です)。 江東区では予定を前倒しして、2022年に待機児童ゼロを達成しています。妊娠中に「ゆりかご面接」を受けると、ベビー用品やタクシー代に使える「こども商品券」1万円分がもらえるなど、さまざまな子育て支援策も用意されている点も門前仲町エリアの住みやすさに繋がっていると言えるでしょう。
門前仲町エリアには、東京メトロ東西線・都営地下鉄大江戸線の門前仲町駅と、京葉線の越中島駅があります。 門前仲町駅から大手町駅へは約20分、新宿駅へは約30分で到着します。東京駅まで約20分、渋谷駅まで約30分です。そのほかにも、東西線を利用すれば高田馬場駅などへ、大江戸線を利用すれば六本木駅や代々木駅へ乗り換えなしでアプローチできる点も門前仲町エリアの住みやすさに繋がっています。 京葉線を利用すると、越中島駅から東京駅まで約5分で到着します。新宿駅まで約35分、渋谷駅まで約40分です。
門前仲町エリアには多くの寺社や史跡がありますが、なかでも深川不動堂は有名です。千葉県成田市の大本山成田山新勝寺の東京別院で、門前仲町駅から徒歩2分ほどの場所にあります。 成田山の御本尊を江戸に奉持し、特別拝観したことが始まりで、1703年(元禄16年)に創設されました。大正12年(1923年)の関東大震災で諸堂伽藍は全焼しましたが、ご本尊と諸仏は役僧が運び出して難を逃れ、昭和25年(1950年)に本堂が再建されています。 写経、写仏、阿字観(あじかん)などの体験修行に参加することもできます。
富岡八幡宮は、1627年(寛永4年)に創建された江戸最大の八幡様で、徳川将軍家の手厚い保護を受けて発展しました。今もなお「深川の八幡様」として、多くの人に親しまれています。 様々な行事を行っていますが、なかでも江戸三大祭のひとつとされる「富岡八幡宮例大祭」が有名です。別名「深川八幡祭り」としても知られる例祭では、大小合わせて120基以上の町神輿が練り歩きます。毎年多くの人が集まり、迫力のあるお祭りです。
越中島公園は晴海運河沿いにある公園で、区民の定番散歩コース、ジョギングコースとして親しまれています。夜は対岸の佃、中央大橋、永代橋を眺める夜景が美しく、ドラマや映画のロケ地にもなっています。 越中島公園の近くには深川スポーツセンターがあり、気軽に利用できるスポーツ施設として親しまれています。手頃な料金で利用でき、卓球、柔道、クライミング、バスケットボールなどのスポーツ教室も開催されています。越中島公園、深川スポーツセンターはいずれも、都会にありながら手軽に体を動かし、スポーツを楽しめるスポットです。
門前仲町エリアはかつて、工場や倉庫なども多く立地する、下町の雰囲気を感じられるエリアでした。しかし、現在は工場や倉庫の跡地がおしゃれなお店やマンションに生まれ変わっています。 寺社や史跡が多く歴史を感じられるエリアでもあり、江東区の景観重点地区に指定される街並みも魅力です。 マンションストックも豊富な門前仲町エリアでの暮らしを、検討されてみてはいかがでしょうか。
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記事編集者:立石秀彦 ライター:cyan ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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