2023年08月31日
江東区・豊洲エリア
江東区に位置する豊洲エリアでは、豊かな水辺を軸に都市開発が進められました。 近年では、2018年10月の豊洲市場の開場やオリンピック東京2020大会に関連した再開発が行われるなど、全国的な注目を集めています。 東京周辺では明治後期から埋め立てが始まりましたが、豊洲エリアの埋め立ては昭和30年代から本格化され、当初はエネルギー基地の位置づけでした。昭和60年代になりエネルギー関連施設の沖合への移転がきっかけとなり、現在のまちづくり計画では「住・商・業など都市的利用可能な地域として開発を推進」するエリアとされています。 そのため、今後はさらに暮らしやすい街への発展も期待できます。
豊洲エリアでは、豊洲市場のオープンなどをきっかけに一段と環境が整備され、子育て世帯を中心に人口が増加しています。豊洲エリアの人口は令和5年1月時点で約4万人となっており、10年間で約1万2000人増加しています。 戸数が多いマンションが立地する豊洲駅周辺は、江東区の「マンション実態調査報告書(令和4年3月)」でも、マンションの戸数単位での集積度合いが高いエリアとされています。 道路が広く公園も多いため、開放感が感じられるエリアでもあります。スーパーやショピングモール、医療施設、学校など、生活しやすい環境も揃っています。 また、年少人口比率が区内でもっとも多いのも特徴です。人口増加と共に大型商業施設の進出、小学校や総合病院、公園など住環境の整備も進められ、豊洲はより活力のある街へと変貌しつつあります。
豊洲エリアでは東京メトロ有楽町線とゆりかもめの豊洲駅が利用可能です。ゆりかもめの市場前駅も利用できます。 新宿駅までは最短1回の乗り換えで約30分、渋谷駅までは最短1回の乗り換えで約25分、池袋駅までは乗り換えなしで約30分です。東京駅へは1回の乗り換えで約20分なので、都内だけでなく他府県への移動もスムーズです。 東京メトロ有楽町線を利用する場合、乗り換えなしで行けるのは、有楽町駅、永田町駅、飯田橋駅などで、有楽町駅からは山手線に乗り換え可能です。豊洲駅から飯田橋駅の間で多くの地下鉄路線に乗り換えられるので、地下鉄を駆使すると広範囲にアクセスできます。
豊洲市場は都内11か所ある東京中央卸売市場のひとつで、2018年に築地市場の代替施設として開場しました。 飲食店や小売店など食のプロが集まる仕入れの場ですが、朝5時から17時までは一般の見学もできます。セリの様子も見ることができ、マグロのセリは5時から6時半に見学可能です。 また、物販コーナーや飲食コーナーも利用できます。物販コーナーでは加工食品の他、プロが扱う用品類も購入できる約70の専門店が利用可能です。飲食コーナーには約40の店舗があり、寿司や中華、うなぎ、インドカレーなどが楽しめます。
写真は最寄り駅の新豊洲駅です。 チームラボプラネッツTOKYO DMMは、テクノロジーとクリエイティブの境界があいまいになる現代において、新しいアートやテーマパークの形としてつくられた施設です。公式サイトに「4つの巨大な空間と2つの庭園からなる『水に入るミュージアムと、花と一体化する庭園』」と紹介されているとおり、体ごと巨大な作品に没入できるのが特徴です。 また、作品空間の中で食事ができるお店もあり、印象的な体験ができます。 この施設を手がけたteamLab(チームラボ)は、アートを中心に活動しているグループで、アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、さまざまな分野の専門家が集まっています。
こどもが主役の街、キッザニア東京は、アーバンドックららぽーと豊洲内にあるお子さま向けのテーマパークです。 現実社会の約3分の2スケールでつくられた「こどもが主役の街」で、約100種類の仕事やサービスを体験できます。本格的な設備や道具が用意され、経験豊富なスタッフによるサポートを受けられるので、お子さまに、より実践的な経験をしてもらうことが可能です。 仕事をするとお給料として専用通貨キッゾがもらえるので、それを使って買物をしたりサービスを受けることも体験できます。 写真はキッザニア東京があるららぽーと豊洲です。
豊洲エリアでは、住環境の整備が進められています。区内でもっとも年少人口比率が高いことからもわかるように、子育て世帯が生活しやすい環境があります。 都会的でありながら自然や生活環境にすぐれている、豊洲エリアでの暮らしを検討されてみてはいかがでしょうか。
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記事編集者:立石秀彦 ライター:平田伸次 ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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