東急東横線で渋谷まで5駅の住宅街。都立大学エリアの住みやすさをご紹介

2024年10月25日

目黒区・都立大学エリア

都立大学駅

都立大学駅とともに発展してきた住宅街。大学跡は市民が利用できる施設に

都立大学エリアは昭和初期以降、駅とともに発展してきた住宅街で、目黒区平町と中根が含まれます。 東京都立大学は1991年に八王子市の南大沢に移転したため、現在駅付近に立地していませんが「都立大学駅」の名称は残っています。また、都立大学跡地は再利用され公園や体育館、図書館などになり、住民が利用できる施設となっています。

都立大学駅

都立大学駅

駅なかのスーパーや、総合病院も揃っている住宅街

都立大学エリアは、駅周辺など一部地域を除くと低層階の住宅向けの土地が多く、一戸建て中心の住宅街が広がっています。目黒区の中では、人口密度があまり高くない地域です。 都立大学駅にはスーパーが入っており、駅前の商店街にはバラエティーに富んだ店舗やレストランが並んでいます。駅の南には総合病院もあり、エリア内には内科、耳鼻咽喉科、小児科、歯科などの医院も点在しており都立大学エリアの住みやすさに繋がっています。 目黒区では独自政策を含めた子育て支援を実施しており、児童手当制度に加えて電子クーポンなど合計6万円分がもらえる出産・子育て応援事業(ゆりかご・めぐろ)も行っています。出産前の家事支援や出産後の育児・家事支援を格安で依頼できる家事育児支援ヘルパー派遣事業も用意されています。

渋谷駅まで各停で約10分。東急東横線は地下鉄線との直通運転もあります

都立大学エリア内には東急東横線の都立大学駅があり、渋谷駅まで5駅、約10分で到着します。渋谷駅で山手線に乗り換えれば、新宿駅まで約30分でアクセスできます。 また、中目黒駅で東京メトロ日比谷線や東京メトロ丸ノ内線に乗り換えると、東京駅までの所要時間は約40分です。 東急東横線は東京メトロ副都心線に乗り入れているので、便によっては乗り換えなしで池袋駅まで約30分で到着します。 東急バス利用で、東急田園都市線の桜新町駅や大井町線の緑が丘駅、池上線の池が谷大塚駅などへ向かうことができます。

立源寺のイメージ

※画像はあくまでイメージです

約400年前に建てられた立源寺には区指定の文化財も安置

都立大学駅から徒歩10分ほどの距離にある立源寺は、寛永元年(1624年)に日蓮聖人が基礎を築いた古い寺で、夏ごろには境内の蓮の花が見ごろを迎えます。 本堂の木造三宝尊像が目黒区の指定文化財です。中央に南無妙法蓮華経と記された中尊、脇立に多宝如来(たほうにょらい)と釈迦如来像が並んでいます。 また、本堂には同じく区指定有形文化財の木造文殊菩薩像・普賢菩薩像もあります 大晦日には、除夜の鐘をつくことができます。

中根公園

中根公園

森の中で遊び、自然を観察できる中根公園

中根公園は、ムクノキ、シラカシなどの巨木が茂る森を利用した公園で、かつては地域の人たちに親しまれた「岡田の森」とよばれる樹林でした。 公園内には、起伏のある斜面を利用して木製アスレチック遊具やパイプ型の長いすべり台が設置されています。また、7月から9月までは園内のじゃぶじゃぶ池で水遊びもできます。 園内の池はヤマアカガエルの生息地となっており、運がよければ産卵が観察できるかもしれません。公園内でカルガモやウグイスなどの野鳥を観察することもできます。

中根公園入口

中根公園入口

ウォーキングにぴったり。目黒区が定めたみどりの散歩道

公園都市を掲げる目黒区では、都市整備部みどりと公園課が「みどりの散歩道」を設定しています。 呑川・自由が丘コースは、自由が丘駅から呑川本流緑道を通って緑が丘駅へ向かい、自由が丘を回って帰ってくるルートです。都立大学駅は、その中継地点になっています。 コース内の呑川本流緑道には桜の木があり、春には散歩の途中で桜を眺めることができます。途中、立源寺や中根公園などを経由します。 総延長約5,200m、徒歩でおよそ100分の行程で、一巡りするといい運動になります。

東急東横線とともに発展した住宅街。渋谷に近いのも魅力です

都立大学エリアは、低層の住宅がメインの落ち着いた住宅街が広がっています。渋谷駅まで5駅と近く、中目黒駅で東京メトロ副都心線に乗り換えれば新宿駅まで30分程度という利便性も都立大学エリアの住みやすさに繋がっています。 緑道や公園も身近に感じられる、都立大学エリアをフォローされてみてはいかがでしょうか。

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記事編集者:立石秀彦 ライター:藤原裕一 ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。

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