公園や寺社の緑が多い下馬エリアの住みやすさを紹介

2024年06月23日

世田谷区・下馬エリア

鶴ヶ久保公園

世田谷区東部に位置する静かな住宅地

下馬エリアは世田谷区の東部に位置し、目黒区に接する静かな住宅地です。地名でいうと、下馬1~6丁目、野沢1~3丁目、五本木3丁目が含まれています。 昭和初期に、学芸大学の前身となった青山師範学校が立地したことでこのエリアの宅地化が進み、その後も住宅街として発展してきました。現在の下馬エリアには一戸建て住宅が多いものの、マンションも複数存在します。 また公園が多く、緑豊かな地区でもあります。公園などには地域の方々が管理をしている花壇も設置されています。

公園のイメージ

※画像はあくまでイメージです

下馬は公園の緑が多く、区の子育て支援策も充実

下馬エリアは環境にも恵まれており、世田谷区でも下馬地区の特色として「公園が多く、緑豊かな地区です」と公式サイトに記載しています。 少年野球場も併設する世田谷こども広場(こどものひろば公園)をはじめ、下馬中央公園、区立野沢公園、鶴ヶ久保公園、南台公園など多くの公園が立地しています。 生活面ではエリア内や周辺にスーパーマーケットが複数あり、病院や様々な診療科の医院も点在しており下馬エリアの住みやすさに繋がっています。 また、世田谷区の子育て支援策も充実しています。 区の子育て支援策の特徴としては、乳幼児を一時預かりするなど、保護者の負担を軽減するものが多く、お子さまと一緒に受け入れてもらえる母子ショートステイや母子デイケアなどを制度化しています。 エリア内には医療機関を併設した「ひょっこりひろば」という施設があり、好きな時間に出かけておもちゃ遊びをしたり、保護者同士での情報交換をしたりという目的で利用できます。

東急東横線や東急バスを利用して広い範囲にアクセス可能

下馬エリアの最寄り駅は、エリア近くにある東急東横線学芸大学駅です。東急東横線は、渋谷駅から東京メトロ日比谷線や東京メトロ副都心線との相互直通乗り入れをしています。 学芸大学駅から渋谷駅までは4駅で、約10分で到着できます。また、学芸大学駅から新宿駅までは乗り換え1~2回で約25分、東京駅までは乗り換え2回で約30~40分です。 さらに、学芸大学駅からはバス利用も便利です。バスなら、下馬エリアから大井町方面や武蔵小山方面にもアクセス可能です。

世田谷観音寺

世田谷観音寺

せたがや百景に選ばれた景観が魅力の世田谷観音寺

下馬エリアには、通称「世田谷観世音」で知られる世田谷山観音寺があります。睦賢和尚が昭和26年に独力で建立したという寺院です。 世田谷山観音寺は、昭和59年に世田谷区が選定した「せたがや百景」のひとつでもあります。本尊は聖観世観菩薩で、国の重要文化財に指定されている不動明王や八大童子像もあります。さらに、東京都の有形文化財に指定されている五百羅漢座像もあります。 毎月第2土曜日の朝6時から8時までの時間帯は、朝市も開催されています。

世田谷区立蛇崩川緑道

世田谷区立蛇崩川緑道

公園や神社などで足を休めながら歩く世田谷区立蛇崩川緑道

蛇崩川緑道は、蛇崩川を暗渠化して作った緑道です。蛇崩川緑道は下馬1丁目から国道246号をこえて三軒茶屋方面に続いており、緑道沿いには多数の公園や史跡があります。 たとえば、世田谷区立駒繋公園は下馬4丁目の緑道沿いにあり、遊具が豊富です。斜面地に作られているのが特徴で、災害時に利用するために掘られた井戸もあります。防災のために、一度確認しておくと安心できそうです。 また、下馬4丁目には境内に緑が多い駒繋神社があり、緑道の散策中に立ち寄れます。

法話のイメージ

※画像はあくまでイメージです

大学のサテライト講座を担当する住職の法話が聞ける龍雲寺

臨済宗妙心寺派寺院の龍雲寺の第十二世住職・細川晋輔さんは、大学でサテライト講座を担当したり、禅にまつわる法話を行ったりしています。そんな住職の法話を気軽に聞けるイベントを開催したり、zoomによるオンライン座禅会なども行っています。 もともと一般に門戸を開いているお寺で、仏教に関する知識がなくても気軽に関わりをもてる雰囲気が魅力です。

東横線で渋谷駅まで4駅の緑多い住宅街

下馬エリアは利便性に優れており、住宅地として発展を続けながらも緑が多いところが下馬エリアの住みやすさと魅力になっています。 渋谷に近く、落ち着いた環境で暮らしたい方は、下馬エリアをフォローされてみてはいかがでしょうか。

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記事編集者:立石秀彦 ライター:瀬藤美季 ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。

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