2023年08月31日
世田谷区・池尻エリア
世田谷区の西端、目黒区に接する位置にある池尻エリアは、住宅地を中心とした街です。 明治中期までは農村地帯として発展していましたが、その後、鉄道の発達や東京への人口集中などから住宅街の形成が進みました。 エリアの中心部には国道246号線、高架上には首都高速が走り、地下には東急田園都市線が通っています。 国道246号線はもともと主要街道のひとつである大山道が通っていた道で、現在でも電車と車の重要な移動ルートとなっています。
池尻エリアには住宅が多いこともあり、スーパーやコンビニエンスストアなどの施設に加えて小中学校や医療機関などが点在しています。緑道や緑地、公園など、緑豊かなスポットが多いのも特徴です。 現在、エリア内では複数の地区計画が進められています。地区計画とは都市計画よりもきめ細かな街づくりの計画ですが、今より災害に強い街にすることや、商業地と住宅地の住み分けをさらに進めることなどを目指しているため、現状でも住みやすいエリアですが、さらに環境が改善されることが期待できます。 また、世田谷区では子育て支援にも力を入れています。お子さまの遊び場として利用できたり、一時預かりを頼んだりできる子育てステーションが多数設置されているほか、住宅や医療費の助成も充実しています。令和2~4年の保育待機児童数ゼロも達成しています。
池尻エリアには東急田園都市線の池尻大橋駅があります。 池尻大橋駅からは各主要駅までのアクセスも便利で、渋谷駅までは約5分、東京駅まで約25分、新宿駅まで約20分で到着します。 田園都市線は東京メトロ半蔵門線と相互直通運転を行っており、永田町駅や大手町駅、錦糸町駅まで乗り換えなしで行けます。永田町駅までは約15分、大手町駅までは約25分、錦糸町駅までは約35分です。 また、池尻大橋駅から中目黒駅・渋谷駅までは徒歩約20分、自転車なら約6分と電車以外の手段でもアクセス可能です。
世田谷公園は、池尻の南端にあり、国有地の無償貸し付けを受けてつくられた広い公園です。約8万㎡の敷地内には、軟式野球場、テニスコート、屋外プール(夏期のみ)、スケートボード広場などさまざまな施設があります。 子どもたちの好奇心や探求心を育む場を目的に生まれたプレーパークには、係員が常駐し、焚き火や泥遊び、木登りなど、一般的な公園では挑戦しづらい遊びに挑戦できます。園内を走る「せたがや公園キンカン三姉妹ミニSL(世田谷公園ミニSL)」も子どもたちに人気です。
世田谷公園のそばにあるせたがやがやがや館は、地域のための交流施設です。 交流室には楽屋と舞台、カラオケマシンが設置されており、コンサートやカラオケ大会が楽しめます。運動室ではヨガやエアロビクスなどの運動プログラムや、マシンが利用可能です。また、会議室の一部にはキッチンが併設されており、会議だけでなく趣味の集まりなどにも利用できます。 施設内のレストランではパーティプランも用意されており、プロジェクターやスクリーン、マイク、CD・DVDプレーヤーなどを貸し出しています。結婚式の二次会や忘年会など、各種イベントにも利用されています。
三宿の森緑地は、約8000㎡の敷地を持つ緑豊かなスポットです。敷地内にはさまざまな樹木が生い茂り、散策や自然観察に適した園路やビオトープがあります。 四季折々の花々が楽しめるほか、過去には野鳥や昆虫を観察するイベントも開催されました。子どもが遊べる遊具や、日当たりの良いのびのび原っぱなどもあるため、家族のピクニックにもおすすめです。
池尻エリアは渋谷駅、新宿駅から近い立地でありながら、商業地と住宅地の住み分けがしっかりと行われています。公園や緑地など、散策やピクニックにおすすめのスポットが多いのも魅力のひとつです。 都内で利便性と住みやすさを兼ね備えた地域をお探しの方は、池尻エリアをフォローされてみてはいかがでしょうか。
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記事編集者:立石秀彦 ライター:ぷんしお ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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