2024年09月22日
渋谷区・千駄ヶ谷エリア
千駄ヶ谷は、明治37年(1904年)に甲武鉄道(現在の中央線)の千駄ヶ谷駅ができたことで人口が増え始め、発展を続けました。 現在は住宅に加えて津田塾大学や桜美林大学が立地しており、すぐ近くの渋谷区4丁目には國學院大學があるため、大学の街といわれることもあります。 さらに、オリンピックの会場として有名な東京体育館などのスポーツ施設も立地しています。 そこから、さまざまな要素が複合し魅力ある街となっています。
千駄ヶ谷エリアは令和5年(2023年)1月1日現在、人口は約1万人となっており、多くの人が居住しています。特に新宿駅に近い地域には商業施設が多く集まっており、駅前の新宿高島屋も住所は渋谷区千駄ヶ谷です。 また、東京体育館・国立競技場など大型のスポーツ施設や、救急告示医療機関に指定されている代々木病院も立地しています。戸建て住宅とマンションが共存する、住宅街としての一面もあります。 エリア内には大小さまざまな規模のスーパーマーケットもあり、生活に必要な環境が整っているため、千駄ヶ谷エリアの住みやすさの一因となっています。 渋谷区独自の子育て政策も利用でき、最大10万円の助成が受けられるハッピーマザー出産助成金などの制度が用意されています。
千駄ヶ谷エリア内には新宿駅、代々木駅、千駄ヶ谷駅、東京メトロ副都心線表参道駅、都営地下鉄大江戸線国立競技場駅があります。新宿駅から東京駅までの所要時間は乗り換えなしで約15分です。 新宿駅においては、JRの路線だけでも山手線や中央線、埼京線、湘南新宿ラインが乗り入れています。さらに成田エクスプレスも乗り入れがあり、大宮・川越方面や横浜方面、成田空港方面に向かうのにも便利です。 私鉄では京王線、小田急線が利用でき、地下鉄も都営地下鉄新宿線・大江戸線、東京メトロ丸ノ内線が利用できます。 その他各方面にもアクセスしやすく鉄道の利便性が高いことが特徴で、通勤・通学はもちろん、お出掛けや旅行にも便利な点が千駄ヶ谷エリアの住みやすさに繋がっています。
東京体育館は昭和39年(1964年)に開催された東京オリンピックで、体操や水球などの会場になりました。昭和61年(1986年)から平成2年(1990年)にかけて全面改築工事を行い、現在も国際大会を含むさまざまな大会が開催されています。2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会では卓球の会場として利用されました。 団体で施設を借りる他、屋内プール、トレーニングルーム、スタジオ、陸上競技場は個人で借りることも可能です。スポーツに関する教室やイベント、健康体力相談なども実施しています。 スポーツだけでなく、人気アーティストのコンサートに使用されたり、バレエの会場にも使用されています。
新宿御苑は明治39年(1906年)に誕生した環境省管轄の国民公園で、広さが58.3ha、周囲は約3.5kmあります。 プラタナス並木やバラ花壇などがあるフランス式整形庭園やイギリス風景庭園、日本庭園を組み合わせており、明治を代表する近代西洋庭園といわれています。樹木は約1万本を数え、そのうち約1000本は桜の木で、春になると園内を美しく染めます。 公園を囲むようにランニングコースが設けられていたり、園内ではレストランやカフェなどが複数営業していたり、自然を感じるだけでなく、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。
東京将棋会館は、公益財団法人日本将棋連盟の事務所がある建物です。地方の将棋会館で行われる対局もありますが、王座戦の挑戦者決定トーナメントや竜王戦の昇級者決定戦などはここで行われます。 4・5階が対局室、2階は将棋道場、1階は日本将棋連盟オフィシャルショップ東京です。将棋道場は入門者から上級者まで誰でも入場が可能で、棋士によるさまざまなレベルの指導や、老若男女問わない各種教室も開催されています。 オフィシャルショップでは、将棋盤や駒、プロ棋士の直筆色紙額セットなど、将棋に関する幅広いアイテムが販売されています。
千駄ヶ谷エリアは新宿駅をはじめ、複数の駅がある利便性の高いエリアです。住宅に加えて商業施設やスポーツ施設なども立地する魅力的な複合都市、千駄ヶ谷エリアでの暮らしを検討されてみてはいかがでしょうか。
『あなたにピッタリの街に出会えるライフスタイル診断をやってみる』
『千駄ヶ谷エリアに関する詳細情報を見てみる』
記事編集者:立石秀彦 ライター:きよきよ ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
この記事をシェア