2023年08月31日
板橋区・志村エリア
志村エリアには、志村、小豆沢、前野町、清水町、蓮沼町、大原町、泉町、宮本町が含まれます。 志村エリアでは、かつての工場跡地などが宅地となり、人口が増加しています。板橋区のホームページによると、志村エリアには2023年1月現在、板橋区の人口の約15%にあたる、およそ83,000人が住んでいます。 エリア内には名所旧跡が多く、スポーツ施設が多く、住宅も多いという多くの特徴があります。
近年住宅が増えている志村エリアについて、板橋区でも、住宅と産業をバランスよく発展させるという計画を立てて、より暮らしやすい街づくりを行っています。 見次公園、板橋区立前野公園、宮本公園など公園も多く、住みやすさと自然とのバランスがいいエリアでもあります。 また志村エリア内には東武ストア、いなげや、ヨークマートなどのスーパーが点在しており、ふだんの買い物も便利な環境です。志村坂上駅近くの志村銀座商店街なども利用できます。 慈誠会前野病院や小豆沢病院などの総合病院もあり、さまざまな診療科の医院もあります。本蓮沼駅周辺にはサッカー場や競技場があり、医療や健康面でも多くの施設が利用できます。 板橋区が2021年に行った調査によると、「板橋区は子育てしやすいか」という設問に対して約9割の方が「はい」と答えています。板橋区の政策として、子育て世代に対する取り組みなども実施していることから、ファミリー世帯にとっても住みやすいエリアといえそうです。 子育て世帯に対し、お子さま1人につき10万円を支給する「臨時特別給付金」なども制度化しています。
志村エリア内には、都営地下鉄三田線の志村三丁目駅、志村坂上駅、本蓮沼駅があります。 志村坂上駅を利用した場合、大手町駅までは約25分、目黒駅までは約45分です。 春日駅で都営地下鉄大江戸線や東京メトロ丸の内線・南北線に乗り換えができるほか、大手町駅でも東京メトロ丸の内線・東西線・千代田線・半蔵門線に乗り換えでき、都心での移動が便利です。 目黒駅からは山手線が利用できます。
志村坂上駅から徒歩5分ほどの場所にある小豆沢公園には、様々なスポーツ施設が揃っています。公園内にある「あずさわスポーツフィールド」は、外側がウォーキングに適したウッドデッキで、内側がジョギングに適したウレタン舗装となっており、「あずさわループ」と呼ばれています。あずさわループ内には、バスケットコートを配置した多目的広場、芝生広場、テニスコートなどがあります。 小豆沢公園内には、スライダー、平均台、砂場などの複合遊具やターザンロープ、ロープジャングルジムなど、お子さま向けの遊具もあります。また、大人の健康づくりに役立つストレッチベンチやあしのばし、ぶらさがりなどの健康遊具もあります。
志村三丁目駅から徒歩約6分の場所には、厄除けの神として信仰を集めている城山熊野神社があります。源頼義・義家父子が、奥州に向かう途中に立ち寄って祈願した神社としても有名です。 古木が多く、17世紀に作られた鳥居なども残されています。社殿の右手には絵馬殿があり、江戸から大正にかけての絵馬が90点以上もあります。熊野や伊勢への参拝の様子なども描かれており、庶民の信仰の様子がわかる貴重な資料として、板橋区の有形民俗文化財に指定されています。
志村エリア内には、駄菓子屋の店頭に置かれていたレトロゲームなどを収蔵している「駄菓子屋ゲーム博物館」があります。博物館館長の岸昭仁氏は、レトロゲームの第一人者として、本も出版しています。 上記の写真は博物館に置かれている実物とは異なりますが、駄菓子屋に設置されていた「国盗り合戦」「世界一周ゲーム」「フェニックス」など懐かしのゲーム機に触れることができます。多くのテレビ、新聞、雑誌などのメディアでも取り上げられた、特色あるスポットです。 営業は平日のみです。
志村エリアは人口が増加し、住宅が増えているエリアです。買い物がしやすく、公園も多く、暮らしやすさと自然のバランスのよさが魅力です。 都会ならではの便利さを感じつつ自然に囲まれた暮らしを希望される方は、フォローしてみてはいかがでしょうか。
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記事編集者:立石秀彦 ライター:cyan ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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