2024年09月30日
板橋区・赤塚エリア
赤塚エリアは、赤塚、赤塚新町、四葉、大門を含むエリアで、古い農家の屋敷林がところどころに残り、まとまった緑や湧水もある自然豊かな環境が特徴です。 崖地を利用してつくられた都立赤塚公園は都内最大のニチリンソウの自生地で、春には真っ白な花がいっせいに開花します。また、お出かけスポットで紹介する赤塚植物園や、東京大仏で知られる乗蓮寺をはじめとした寺社の緑も多く、自然環境が身近に感じられます。 普段の買い物や医療、交通など、暮らしの利便性も高く、環境の良さとのバランスが魅力です。
赤塚エリアは自然と歴史と文化の里ともいわれ、自然環境と郷土資料館などの文化施設が充実しているエリアです。広さ607,823平方メートルの光が丘公園も、一部がエリア内に含まれており、バードサンクチュアリで野鳥を観察したり、デイキャンプやバーベキューをすることもできます。 赤塚駅や下赤塚駅周辺には、東武スーパーや、まいばすけっとなどのスーパーと商店街があり、内科・小児科・歯科などの医院も多く、暮らしに必要な施設がそろっている点に赤塚エリアの住みやすさが見て取れます。 板橋区が用意しているさまざまな子育て支援策も利用できます。育児や家事で困ったときに育児支援ヘルパーを派遣してもらえる制度や、手軽な金額でベビーシッターを利用できる制度などがあります。 おむつ替えや授乳などで立ち寄ることができる「赤ちゃんの駅」を、2023年現在、およそ200カ所指定するなど、独自の取り組みも行われています。
赤塚エリアには東武東上線と東京メトロ有楽町線・副都心線の2路線が通っており、都心の各地へアプローチしやすいのが特徴です。駅については、東武東上線の下赤塚駅と東京メトロ有楽町線・副都心線の地下鉄赤塚駅の2駅が立地しています。 東武東上線赤塚駅から、池袋駅までは乗り換えなしの場合、約20分で到着します。池袋駅から山手線などに乗り換えると、都心主要エリアへ便利にアクセスできます。 東京メトロの地下鉄赤塚駅からは、池袋駅まで約15分、渋谷駅まで約30分、有楽町駅まで約40分で到着します。
下赤塚駅北口近くにある赤塚一番通り商店街は、昭和の雰囲気も感じられる庶民的な商店街です。約200mの通りに、寿司屋、居酒屋、エスニック料理などジャンルを問わない多くの飲食店をはじめ、接骨院や歯医者などの医療施設、青果店、和洋菓子店、100円ショップなど様々な店舗が並んでおり赤塚エリアの住みやすさが際立っています。 毎月第一土曜日には、赤市や福袋などのイベントが開催されます。また、空き店舗を利用して地域の方のためのコミュニティスペース「赤ニコ広場」も運営しています。赤ニコ広場は、地域住民の休憩、情報提供、サークル活動などに利用されています。
赤塚5丁目、乗蓮寺近くにある赤塚植物園は、1981年(昭和56年)に開園した区立植物園です。武蔵野の面影を残す赤塚の丘陵地を利用し、自然を身近に楽しむ施設として運営されています。 赤塚植物園は、本園、万葉・薬用園、農業園のエリアで構成されており、本園では約1haの広い敷地にシモバシラやハンカチノキなど多くの樹種が植えられています。万葉・薬用園には万葉集に登場する植物や薬用植物が植えられ、農業園では食育につながる体験イベントなども開催されます。
赤塚5丁目にある板橋区立美術館は、東京23区初の区立美術館として1979年(昭和54年)に開設されました。開館40年を迎えた2019年には大規模改修が行われ、より利用しやすくなっています。 主に、板橋区にゆかりのある作家をはじめ、江戸狩野派の近世絵画、大正から昭和初期の前衛美術などを収蔵しています。また、講演会やワークショップなど地域の方々に親しまれる活動も行っています。 本格的な企画展も行われますが、区立小・中学校作品展なども開催されます。
赤塚エリアは、今も農地がところどころに残る自然豊かなエリアです。神社や公園も多く、緑を身近に感じることができます。一方、駅周辺には親しみやすい昔ながらの商店街に加えて、さまざまな商業施設や医院なども立地しています。 緑が多い落ち着いた環境を重視される方は、赤塚エリアをフォローされてみてはいかがでしょうか。
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記事編集者:立石秀彦 ライター:cyan ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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