松濤エリアの住みやすさや由来をご紹介|美術館や公園もある住宅街

2024年09月29日

渋谷区・松濤エリア

松濤1丁目の住宅街

松濤エリアは気品漂う落ち着いた住宅街

渋谷区の松濤エリアは、気品ある落ち着いた雰囲気が特徴の住宅街です。江戸時代に紀州徳川家の下屋敷があったとされており、明治時代に旧佐賀藩主・鍋島家がここで狭山茶を栽培して「松濤園」という茶屋を開いたことが、地名の由来になったといわれています。 渋谷駅周辺は人通りが多く賑やかですが、松濤エリアは穏やかな街並みが広がっているため、都心周辺かつ落ち着いた住宅街を希望する方におすすめのエリアです。

鍋島松濤公園

鍋島松濤公園

松濤エリアは文化と自然に触れられる街

松濤エリア内には、渋谷区立松濤美術館のような文化施設や大山稲荷神社をはじめとする寺社仏閣があります。さらには鍋島家が開いた松濤園の跡地にある水と緑が豊かな公園など、文化や自然を身近に感じられるスポットが点在しています。 また渋谷エリアからも近いため、日常的な買い物だけでなく休日のお出かけや外食などにも困ることは少ないでしょう。松濤エリアは、都会の利便性の高さと落ち着いた環境が整っているだけでなく文化や自然にもいたるところで触れられることから、子育て世帯にもおすすめで、住みやすさが感じられるエリアといえます。

エリア内の駅は京王井の頭線の神泉駅

松濤エリアにある神泉駅には、京王電鉄の京王井の頭線が乗り入れます。神泉駅は渋谷駅の隣駅で、交通の便の良さが魅力です。 渋谷駅は東京都内だけでなく、大宮方面や横浜方面などへも乗り換えなしでアクセスできるターミナル駅です。隣の渋谷駅で乗り換えることでさまざまな駅にスムーズに移動できます。 また京王井の頭線は、買い物や飲食の選択肢が多くおしゃれな街として人気の下北沢駅や吉祥寺駅などへも乗り換えなしでアクセスできます。京王井の頭線沿線にある井の頭公園は休日のお出かけにおすすめです。 そのほか、路線内にある明大前駅では新宿駅や八王子駅などへ向かう京王電鉄京王線に乗り換えられ、1回の乗り換えであらゆる方面へアクセスできる利便性の高い駅です。

鍋島松濤公園

鍋島松濤公園

水と緑に恵まれた鍋島松濤公園

鍋島家が開いた茶屋「松濤園」が閉園された当時、跡地の湧水池を中心とした一画が児童遊園として公開されました。のちに渋谷区へ移管され、現在は湧水池と古い水車が特徴的な公園として親しまれています。 公園はおよそ5,000平米の広さがあり、お子さまたちが遊べる複合遊具やブランコ、鉄棒、砂場などが配置されています。湧水池の周りにはベンチが置かれており、桜の時期には多くの方が訪れる花見のスポットです。都会にいながら四季の移ろいを楽しめる、自然豊かな公園です。

美術館のイメージ

※画像はあくまでイメージです

さまざまなイベントを開催している松濤美術館

松濤エリアには、展覧会や講演会、ワークショップなどを開催している松濤美術館があります。特にイベントや展覧会の開催に積極的で、過去にはギャラリートークや映画上映、ミュージアムコンサートといったイベントも開催されています。 松濤美術館の設計者は、浅草善照寺本堂などを手掛けた白井晟一氏です。大規模な改修も行われてきた現在も白井氏の意匠を崩さないよう、建設当時の見た目が守られています。 館内では油絵・アクリル教室やパステル教室などの美術教室や、館内建築ツアーなども実施しています。さまざまな芸術に身近に触れられる美術館です。

公園のイメージ

※画像はあくまでイメージです

穏やかな雰囲気の神泉児童遊園地

神泉児童遊園地は、住宅街やビルなどが立ち並ぶ一画の路地裏にある、500平米ほどの公園です。ブランコやすべり台、鉄棒などの遊具や砂場などがあり、お子さまたちが自由に遊べるつくりになっています。 また園内には自動販売機や公衆トイレが備えられているほか、ベンチも設置されているため、大人も腰掛けながらゆっくりと過ごせます。春には桜が咲くのでお花見や四季の移ろいも楽しめるでしょう。散歩がてらのんびりできる穏やかな雰囲気の公園です。

松濤エリアは利便性が高く落ち着いた住宅街

松濤エリアは渋谷エリアに近く利便性が高い街でありながら、文化や自然を身近に感じられる落ち着いた住宅街です。都会の利便性と落ち着いた暮らしを両立したい方におすすめのエリアといえます。 松濤エリアが気になる方には、エリアに関する情報を随時確認できるフォローエリアへの追加がおすすめです。またほかのエリアも気になるという方は、簡単な質問に答えるだけでおすすめのエリアが見つかるライフスタイル診断も試してみてはいかがでしょうか。

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記事編集者:浜根冬馬 ライター:渡辺 恵司 ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。

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