2024年10月25日
北区・田端エリア
田端エリアは東京都北区の南端に位置する、JR田端駅の南口側に広がる住宅街です。山手線沿線のほかの住宅街と比べると静かな雰囲気があり、不動坂や江戸坂、ポプラ坂など、坂道が多く起伏に富んだ景観が特徴です。 田端エリア内には東覚寺や大龍寺、上田八幡神社などの寺社仏閣が多く点在します。また、昭和の面影を残す田端銀座商店街や田端高台通り商店街などの地域に密着した商店街もあり、都心部にいながらも喧騒から離れた落ち着いた生活ができるでしょう。 田端駅からはJR東日本の山手線・京浜東北線が利用でき、各主要駅への交通アクセスも良好です。
田端エリアはかつて林や田畑の広がる農村地帯でしたが、明治期には上野の東京美術学校の開校とともに、小杉放庵や板谷波山、吉田三郎などの若い芸術家たちが次々と転入し、芸術村が形成されました。 大正から昭和初期にかけては芥川龍之介や室生犀星、堀辰雄、菊池寛などの文豪も居宅を構えるようになったことで、文士村として知られるようになりました。 さまざまな文士・芸術家が拠点にしていた歴史的・文化的背景から、田端エリアには穏やかな街並みが今も残っています。エリア内には田端文士村記念館も建てられており、文士や芸術家たちに関連する資料を見学できます。
田端エリアからは、田端新町にあるJR東日本の田端駅が利用可能です。 田端駅にはJR東日本の山手線と京浜東北線・根岸線が乗り入れます。JR山手線を利用すれば、品川駅や東京駅、上野駅、渋谷駅、新宿駅、池袋駅など都心部のさまざまな主要駅にスムーズにアクセスでき、早朝から深夜にかけて多数の電車が発着します。 京浜東北・根岸線は都内各地にくわえ、埼玉方面の大宮駅や浦和駅、神奈川方面の横浜駅や大船駅などへも1本でアクセス可能です。朝や夕方のラッシュ時は、1時間に20本程度が発着する本数の多さも田端エリアの住みやすさに繋がっています。
専門性の高い店舗が集まる田端銀座商店街は、田端駅と駒込駅の中間に位置する、下町情緒あふれる商店街です。昔ながらの店舗から新しいおしゃれな店舗まで、地元住民に利用されれる店々が連なります。 豆腐屋や米屋、精肉店、鮮魚店、おでん種屋、煎餅屋などの各種食料品をはじめ、寿司屋、お好み焼き屋などの飲食店、さらにめがね屋、美容院、整骨院など、幅広いジャンルの店舗が立ち並んでおり、田端エリアの住みやすさを形成しています。季節に合わせて盆踊り大会などのイベント開催にも積極的です。
田端台公園は、田端駅と西日暮里駅の中間に位置します。高台にありすぐそばを山手線・東北本線などの在来線や新幹線が通っているので、さまざまなタイプの電車・新幹線を見られます。 電車好きなお子さまがいるご家庭なら、親子で電車を眺めながら楽しい時間を過ごせるでしょう。機関車の形をした複合遊具やブランコ、スプリング遊具、砂場などが整備され、小さなお子さまはのびのび体を動かしながら遊べます。園内のトイレ設備にはバリアフリーの多目的トイレも設置されています。
敷地の中央にへびのような形をしたコンクリート山と、特徴的な複合遊具がある公園です。近隣の住民からは通称「ヘビ山公園」と呼ばれて親しまれています。 園内には砂場やジャングルジム、ブランコなどの遊具があり、小さなお子さまでも体を動かしてのびのびと遊ぶことができます。近隣には保育園や幼稚園があり、通園途中に立ち寄るご家族も少なくありません。公園の付近にはお寺や神社、児童館などもあります。
田端エリアは、文士や芸術家の足跡がいたるところに残る落ち着いた住宅街です。田端駅からはJR東日本の2線が乗り入れ、都心部の主要駅にスムーズにアクセスできます。 地域住民に親しまれる昔ながらの商店街や、お子さまがのびのび遊ぶことができる公園もあり、ファミリー層におすすめの環境です。 田端エリアに興味がある方は、エリアの情報を随時確認できるフォローエリアに追加してみてはいかがでしょうか。ほかのエリアも気になっている場合は、簡単な質問に答えるだけでおすすめのエリアが見つかるライフスタイル診断もお試しいただけます。
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