2023年08月31日
港区・芝浦・お台場エリアほか
ゆりかもめとは、東京都港区の新橋駅からお台場海浜公園駅や有明駅など東京の臨海副都心を通り、江東区の豊洲駅までを結ぶ路線です。1995年に開業し、現在は16駅を運行しています。 沿線には東京湾を一望できるレインボーブリッジやお台場海浜公園、東京国際クルーズターミナル、東京ビッグサイト、東京タワーなどのビュースポットが充実しており、車窓からの美しい景色が魅力です。 時間帯と区間によっては、東京ベイエリアならではの夜景も満喫できます。また有明テニスの森や豊洲市場など、スポーツや食文化を楽しめる施設もあります。
ゆりかもめは、無人の自動運転で専用の高架線を走る交通機関です。車両はゴムタイヤを使用しているため走行音が静かで、快適に乗車できるでしょう。ゆりかもめは朝夕の通勤通学のピークタイムには、1時間に19本運行することもあり、本数が多く待ち時間が少ないことも魅力です。 高架を通るため、事故や線路立ち入りなどによる遅延が起きづらいといえます。また、JRや東京メトロなどほかの交通機関へのスムーズな乗り換えも可能です。 各駅は、改札のあるコンコース階と駅周辺の主要な建物を歩行者デッキで直結しています。ホーム階まではエスカレーターとエレベーターがあり、小さなお子さま連れや高齢の方も利用しやすいでしょう。
ゆりかもめの主要駅のひとつが新橋駅です。新橋駅は、JR山手線や京浜東北・根岸線、東京メトロ銀座線、都営浅草線など、ゆりかもめを含む全9路線が利用可能です。 新橋駅から約13分のお台場海浜公園駅のすぐ近くには、人工の砂浜や展望台、ボート施設などがあるお台場海浜公園が広がっています。東京湾岸の景色を楽しめるスポットとして、レインボーブリッジや自由の女神像などのシンボルが見られます。 また、お台場海浜公園駅の近くには、デックス東京ビーチやアクアシティお台場などの商業施設があり、レジャーや買い物、外食などさまざまな楽しみ方ができるでしょう。 新橋駅から約24分の有明駅には、東京ビッグサイトや有明コロシアム、有明ガーデンなどの多彩な施設があり、週末やイベント開催時には賑わいを見せます。
ゆりかもめの公式情報によると、ゆりかもめが混雑する汐留駅から竹芝駅間(下り)の混雑率は、最も高い8時台でも80%をわずかに上回る程度です。それに次ぐ時間帯の7時台ではちょうど80%ほど、9時台以降は80%を下回りいます。 混雑率の目安は100%が座席・つり手がほぼ埋まる程度であり、73パーセントで座席が埋まり、つり手が半分埋まる程度、37%が全ての座席が埋まる程度を表しています。 新豊洲駅から市場前駅間(上り)における混雑率は、最も混雑する8時台では60%台です。これらのデータから、通勤通学ラッシュのピークの時間帯でも、基本的にすし詰めのような状態にはなりにくいと判断できます。
お台場海浜公園は、東京湾の美しい景色や臨海副都心の都会の景色が見られる場所です。約800メートル続く人工の白い砂浜や芝生広場、展望デッキや遊歩道などがあり、水遊びやビーチスポーツ・マリンスポーツ、釣り・磯遊び、サイクリング、バーベキューなどが楽しめます。 また、全長4kmの眺めの良いランニングコースがあり、マラソン大会などのイベントも開催されています。園内のマリンハウスには、レストランや売店、スポーツ用品のレンタルのほかに、シャワーや貸しロッカーもあるので、汗をかいたり水遊びで濡れたりしても安心でしょう。 水上・海上バスや水陸両用バスの乗り場もあり、海からの眺めも楽しめます。家族でゆっくりとリフレッシュできる場所としておすすめです。 (アクセス) 芝浦・お台場エリア ゆりかもめ線 「お台場海浜公園」駅、「台場」駅
歴史ある築地市場の移転で話題となった豊洲市場へは、ゆりかもめの市場前駅が最寄り駅です。改札口から豊洲市場へ通じる歩行者デッキがあるので、スムーズにアクセスできます。 豊洲市場は、一般客が仲卸売場に入場および買い物をすることができません。しかし、見学エリアや飲食店、物販エリアなどは一般客が自由に利用できます。新鮮で美味しい魚介を使ったお寿司や天ぷら、中華や洋食などさまざまな料理が安価で食べられるため、近隣住民や観光客でにぎわう観光スポットになっています。 朝から営業している店舗も多く、家族連れでの休日の食事にもおすすめです。ただし、市場が休みとなる水曜日(不定期)や日祝には休業となり、午後の早い時間に閉店する店舗も多いため、お目当ての店舗がある場合は事前に確認しておくと良いでしょう。 (アクセス) 豊洲エリア ゆりかもめ「市場前」駅 東京メトロ有楽町線「豊洲」駅
ゆりかもめ沿線は通勤・通学のアクセスがよく、さまざまなジャンルの観光スポットがあり、魅力に溢れたエリアです。臨海副都心として再開発が進んでいるエリアもあり、今後の発展にも期待が集まります。都内でも海に近いエリアをお探しの方は、ゆりかもめ沿線での暮らしを検討してみてはいかがでしょうか。
『ゆりかもめに含まれるエリア』
『あなたにピッタリの街に出会えるライフスタイル診断をやってみる』
記事編集者:浜根冬馬 ライター:sae ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
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