京成本線沿線は住みやすい？落ち着いた街が多く子育て世帯におすすめ

京成本線は都心から成田空港を結ぶ路線

京成電鉄が運営する京成本線は、京成上野駅から日暮里駅や京成船橋駅を経由し、成田空港までをつなぐ路線です。このうち東京23区内には京成上野駅から江戸川駅まで12駅あり、江戸川駅以降は千葉県に入ります。 電車の種別は特急・通勤特急・快速特急・快速・普通などがあり、いずれも普通運賃以外の別料金は発生しません。ただし、上野から成田空港までを最短36分で結ぶスカイライナーや、朝夕に運行されるモーニングライナーやイブニングライナーは、全席座席指定の定員制のため、普通運賃以外に別料金が発生します。

京成本線は多種多様なエリアを通る路線

京成本線の起点となる京成上野駅は、新幹線や在来線、地下鉄路線が乗り入れるターミナル駅である上野駅と近接しているため、地上や地下通路を使って双方への乗り換えが可能です。 ただし、京成本線から別の路線に乗り換える場合は、基本的に日暮里駅で乗り換えたほうが所要時間が短いといえます。日暮里駅は観光客も多く利用する駅で、周辺を散策する方が多く見られます。 青砥駅も下町情緒が色濃く残り、レトロな商店街や銭湯があるエリアです。また、堀切菖蒲園駅、小岩駅、町屋駅なども下町らしいレトロな雰囲気の大小さまざまな商店街や飲食店があり、日常の買い物・外食に役立つでしょう。 都内を走る京成本線は都会ならではの利便性の高いエリアから、落ち着いた雰囲気のエリアまでさまざまなエリアを通るのが特徴です。

京成本線の主要駅は京成上野駅や日暮里駅

京成上野駅に乗り入れる路線は、京成本線と成田スカイアクセスです。しかし、先述したように近接する上野駅を利用すれば、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、東北本線、千代田・常磐緩行線、常磐線、山手線、京浜東北・根岸線、高崎線、東京メトロ銀座線、東京メトロ日比谷線の10以上の路線に乗り換えできます。 また日暮里駅も京成本線を含め、山手線、常磐線、京浜東北・根岸線、成田スカイアクセス、日暮里舎人ライナーの6路線が利用できます。ほかにも町屋駅からは東京メトロ千代田線が利用可能です。 このように京成本線沿線なら通勤や通学、週末のお出かけだけでなく、新幹線や成田空港も利用しやすいため帰省や出張にも役立ちます。

京成本線の混雑率は決して高くない

国土交通省発表の「東京圏における主要区間の混雑率」によると、京成本線のなかでも特に混雑するのは7:20～8:20ごろの大神宮下駅から京成船橋駅までの区間です。それでも、混雑率は定員乗車以下である98％となっています。 混雑率100％とは座席定員と立席定員を合わせた定員乗車の状態を指し、座席につくか、吊革もしくはドア付近の柱につかまることができる程度の混雑度のことです。つまり、京成本線は最も込み合う時間帯・区間でも定員よりも乗客が少ないため、スムーズに乗降車しやすいといえます。

青戸平和公園

大きな広場や充実した遊具が魅力の青戸平和公園

葛飾区青戸にある青戸平和公園は、面積が約2万平方メートルもある広い公園です。公園中央には小高い緑地帯があり、その東側には非核平和を願う記念塔のある広場と噴水のある水遊び場があります。 水遊び場は水深が3段階に分けられており、夏場は幼児を連れた親子連れでにぎやかです。葛飾区の公式サイトでは水遊び場の清掃予定日と利用再開日も確認できます。 ほかにも遊具コーナーにはブランコや砂場、うんてい、すべり台があり、また平均台などがある健康器具コーナー、災害時に備えた防災倉庫・設備もあります。 （アクセス） 青戸エリア 京成電鉄「青砥」駅

※画像はあくまでイメージです

プラネタリウムや工作体験などが楽しめる葛飾区郷土と天文の博物館

葛飾区白鳥にある葛飾区郷土と天文の博物館は、人間の歴史や宇宙について学べる場所です。館内にはプラネタリウムやフーコーの振り子、天文展示室、体験学習室などがあり、宇宙に興味があるお子さまがいるご家庭におすすめのスポットです。 また、昭和30年代の生活を再現した民家やそのころに流行ったおもちゃの展示などがあり、お子さまだけでなく大人の方も楽しめるでしょう。工作や体験教室などのイベントも開催されており、人気のイベントは早めに募集が締め切られることもあります。 授乳室やオムツ替えシートも用意されているため、赤ちゃん連れのお出かけでも安心でしょう。 （アクセス） 堀切エリア 京成電鉄「お花茶屋」駅

京成本線沿線は落ち着いた街も多く住みやすい

京成本線沿線は通勤・通学の時間帯の電車でもさほど混むことがなく、落ち着いた暮らしやすいエリアが多いといえます。また、都心部や成田空港までのアクセスが良く買い物の利便性も高いため、京成本線での暮らしを検討してみてはいかがでしょうか。

『京成本線（京成上野～江戸川）に含まれるエリア』

『あなたにピッタリの街に出会えるライフスタイル診断をやってみる』

記事編集者：浜根冬馬 ライター：sae ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。