2024年03月18日
目黒区・駒場エリアほか
目黒区ではかつて、待機児童数が多いことが問題となっていました。解消に向けて認可保育所の整備が行われた結果、2020年4月には待機児童がゼロとなり、その後も継続しています。子育て家庭向けの取り組みが結果となってあらわれている点が、評価できるといえるでしょう。 また、妊娠・出産や育児を切れ目なく支援するために、「ゆりかご・めぐろ」という出産・子育て応援事業を実施中です。妊娠中に「ゆりかご相談員」の面接を受けると、10,000円相当の育児用品カタログギフトを受け取ることができます。 子育てに関する情報を入手したいときは、区が発行する「めぐろ子育てホッ!とブック」や、区と区民が協力して運営している「めぐろ子育てホッ!とナビ」が便利です。「めぐろ子育てホッ!とブック」は、目黒区総合庁舎や碑文谷保健センターで配布されているほか、「めぐろ子育てホッ!とナビ」のWebやアプリでも閲覧できます。
目黒区で利用できる、子育て家庭向けのさまざまな助成金や手当をご紹介します。 ・児童手当:0歳から中学校修了までの児童を養育している人に、所得や子どもの年齢に応じた手当を支給 ・子ども医療費助成制度:子どもが18歳に到達後、最初の3月31日までにかかる医療費の自己負担分を助成 ・妊婦超音波検査費用の助成:妊娠届の提出などの条件を満たした妊婦に対し、超音波検査1回につき5,300円を助成(上限3回) ・新生児誕生祝金:新生児1人につき20,000円の現金を支給 ・新生児聴覚検査:生後50日以内の赤ちゃんの聴覚検査にかかる初回検査料を助成(上限3,000円)
・ファーストバースデーサポート:1歳の誕生日を迎える子どもを養育しているなどの条件を満たす人にギフトカードを配布 ・ファミリー世帯家賃助成:18歳未満の子どもを扶養するなどの条件を満たす家庭に対し、月額20,000円を助成(応募多数の場合は公開抽選) ・私立幼稚園児の補助金:子どもが私立幼稚園に入園・通園する際に、条件に応じて補助金を支給 ・認可外保育施設保育料助成制度:子どもが認可外保育施設を利用しているなどの家庭に対し、条件に応じて入園料や保育料を助成 申請が必要な制度も多いため、手続きを忘れないようにしましょう。
目黒区では、社会情勢の変化などに応じて給付金が支給されることがあります。 特に子育て家庭にとって大きいのが、2023年4月1日以降に妊娠・出産した人を対象にした「東京都出産・子育て応援事業」で受け取れる給付金です。妊娠期に「出産応援ギフト」として50,000円分、出生後に子ども1人につき「子育て応援ギフト」として100,000円分の電子クーポンが支給されます。 また、過去の実績として、2023年にはコロナ禍や物価高騰といった社会情勢を受け、子育て家庭を応援する「令和5年度目黒区子育て応援給付金」が支給されました。給付額は子ども1人につき10,000円です。
目黒区では、子育て総合相談窓口で子育てに関する相談が可能です。電話やファックス、メール、オンラインなど、さまざまな相談方法が用意されています。また、目黒総合庁舎別館2階「ほ・ねっと ひろば」に来所しての相談や、訪問による相談も可能です。 このほか、妊娠中や出産に関する悩みや疑問に関する相談は、「ゆりかご・めぐろ」で受け付けています。面接場所は保健予防課または碑文谷保健センターのいずれかです。住所によって管轄が異なるため、あらかじめチェックしておきましょう。 具体的な連絡先や相談可能な日時については、目黒区の公式Webサイトで確認できます。
目黒区では、子育て家庭向けの施設として、目黒区総合庁舎別館2階に「ほ・ねっと ひろば」があります。「ほ・ねっと ひろば」には、子育ての相談窓口や子育てふれあいひろばが設置されています。乳幼児が安心して遊べる子育てふれあいひろばは、一部の保育園などにあり、区内に計18館ある児童館では、乳幼児を持つ保護者向けのプログラムや、小学生のランドセル来館など、子育てに役立つサービスが提供されています。 各施設の概要や最新情報は、目黒区の公式Webサイトや「めぐろ子育てホッ!とナビ」でご確認ください。
目黒川沿いの「中目黒公園」は、豊かな自然を身近に感じられるスポットです。開放感のある広場をはじめ、暑い季節に水遊びができるじゃぶじゃぶ池、さまざまな生物が暮らすいきもの池などがあり、花壇では四季折々の花を楽しめます。 また、園内の「花とみどりの学習館」では農作業体験ができる講座が開かれているほか、クラフト体験などのイベントも開催されています。都会では自然と触れ合える機会が少ないため、貴重な経験になるでしょう。さらに目黒川を挟んだ向岸には「中目黒住区センター児童館」があり、公園で遊ぶついでに立ち寄ることもできます。
目黒区では、ファミリーを妊娠中からサポートする「ゆりかご・めぐろ」など、独自の取り組みが行われています。子育て世代向けの助成金や給付金もあり、妊娠・出産や子育てについて気軽に相談できる窓口も利用可能です。子育てに関する情報がほしいときは、冊子やアプリを活用しましょう。 KAUnSELLでは、目黒区内の各エリアのページに、子育てに役立つ情報を掲載しております。下記リンクからご確認ください。
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