品川区は子育てにおすすめ?支援制度・相談先・メリットなどを解説

2024年03月18日

品川区・荏原・中延エリアほか

子育てのイメージ

品川区での子育てはおすすめ?子育てのしやすさ・メリットを解説

品川区では、妊娠・出産・子育てを切れ目なくサポートするための「しながわネウボラネットワーク」という支援事業が行われています。「ネウボラ」とは、フィンランド語で「アドバイスする場所」という意味です。妊娠や子育てに関する悩みをネウボラ相談員に相談できるほか、産後ケアやヘルパーの利用助成、子どものショートステイなどの事業を実施中で、安心して出産・子育てができる環境づくりがすすめられています。 また、2023年度からは、「区立小中学校などの給食費」「第2子の保育料」「高校生などの医療費」が無償となる「3つの無償化」がスタートしました。ソフト面での支援だけでなく、金銭的なサポートも手厚いことが特徴のひとつだといえるでしょう。 品川区で利用できる子育てサービスの概要や施設、相談窓口などの情報は、区が発行する「いきいきあんしん子育てガイド」にまとめられています。母子健康手帳の交付時に入手できるほか、子育て相談窓口などで配布されているため、チェックしておくとよいでしょう。電子版は品川区の公式Webサイトでも閲覧できます。

このほか、保護者と小中高生向けに、子育て関連の施設を検索したり、イベント情報をチェックしたりできるアプリ「しながわこどもぽけっと」が配信されています。

品川区の子育て助成金

品川区には、子育てに役立つ助成金制度や手当があります。 ・児童手当:0歳から中学校卒業までの児童を養育している人に、子どもの年齢や所得に応じた手当を支給 ・子どもすこやか医療費助成:子どもが18歳に到達した日以後の最初の3月31日までにかかる医療費の自己負担分を助成 ・東京都018サポート事業:条件を満たす18歳以下の子どもに対して月額5,000円を支給 ・見守りおむつ定期便:見守り支援員の訪問を受けた家庭に、おむつなどの育児用品を進呈 ・バースデーサポート事業:1歳になる子どもを養育中で、アンケート回答に回答した家庭に対しギフトと交換できるポイントを進呈 ・ 新生児聴覚検査の費用助成:新生児が対象の聴覚検査にかかる費用の一部を助成 申請方法や制度の詳細については、「いきいきあんしん子育てガイド」や品川区の公式Webサイトでご確認ください。

品川区の子育て給付金

品川区では2023年に、「出産・子育て応援給付金事業」がスタートしました。この事業により、妊娠が分かったときなどの条件を満たした方に50,000円相当の「出産応援ギフト」を、出産などの条件を満たした対象者には100,000円相当の「子育て応援ギフト」が交付されます。ギフトを受け取るには、面談を受けたうえでの申請手続きが必要です。 また、社会情勢などによって子育てに役立つ給付金が支給されることがあります。2023年には、コロナ禍の影響が長期化していることから、品川区内にある約2,000店で利用できる「子育てサポート商品券」が配布されました。額面は子ども1人につき20,000円です。

品川区の子育て相談窓口

妊娠中の悩みは、助産師や保健師などの「妊産婦ネウボラ相談員」に相談できます。住所を管轄する保健センターに連絡して予約しましょう。妊娠中の感染予防や栄養摂取など、役立つ情報提供を提供してもらえます。 子育てに関することは、保健師や看護師、保育士といった資格を持つ「子育てネウボラ相談員」に相談が可能です。子育てネウボラ相談員による相談は、区内にある児童センターのうち11館で実施しています。 このほか、「子ども家庭支援センター」や「家庭あんしんセンター」でも育児に関する相談ができます。 詳細は「いきいきあんしん子育てガイド」や品川区の公式Webサイトでご確認ください。

品川区の子育て施設のイメージ

※画像はあくまでイメージです

品川区の子育て施設

品川区には、子育ての悩みを相談できる場所として「子ども家庭支援センター」や「家庭あんしんセンター」があります。このうち平塚2丁目の「家庭あんしんセンター」では、子どもを預けられる「子どもショートステイ」や「トワイライトステイ」、家庭にヘルパーを派遣する「すこやかサポート」といった事業も実施中です。区の子育てサポートに関する中核施設ですので、連絡先や利用方法をチェックしておきましょう。 また、親子で安全に遊べる「子育てひろば」は区内21カ所、子育て家庭や18歳までの子どもが利用できる「児童センター」は区内25カ所にあります。 各施設の概要は、「いきいきあんしん子育てガイド」や品川区の公式Webサイトでご確認ください。

しながわ水族館

しながわ水族館

品川区の子育て世帯におすすめのスポット

「しながわ区民公園」内にある「しながわ水族館」は、ペンギンやアザラシ、カラフルな熱帯魚などが飼育されている水族館です。品川区民であれば、窓口で本人確認できるものを提示するだけで割引を受けられます。バリアフリー対応で、ベビーカーのまま入館できるのもうれしいポイントです。 館内には、日本初となるアザラシのトンネル水槽や幻想的なクラゲ水槽、品川の海を再現した水槽などがあり、ふれあい水槽では水の生きものに触れることができます。訪れるタイミングによってはイルカショーやアシカショー、えさやり体験などのイベントも楽しめます。

支援制度・メリットなどをふまえて品川区での子育てを検討しましょう

品川区は、「しながわネウボラネットワーク」により妊娠・出産から育児までのサポートを提供しているのが特徴です。産後ケアや子どものショートステイ、育児支援ヘルパーなど、支援体制が整っていることから、子育てしやすいエリアだといえるでしょう。「3つの無償化」により、金銭的なサポートもさらに充実しました。 KAUnSELLでは、品川区内の各エリアのページに、子育てに役立つ情報を掲載しております。下記リンクからご確認ください。

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