江戸川区は子育てにおすすめ?支援制度・相談先・メリットなどを解説

2024年03月23日

江戸川区・平井・小松川エリアほか

子育てのイメージ

江戸川区での子育てはおすすめ?子育てのしやすさ・メリットを解説

江戸川区は子育てのしやすい街をめざし、子育て支援に熱心に取り組んでいます。 「ともに生きる街条例」を制定している江戸川区は、0歳から100歳以上人ひとりひとりを尊重した街づくりをしている自治体です。「江戸川区子どもの権利条例 」では、地域全体で子どもを育て、子どもが学び育つ環境を支援していることが宣言されています。 江戸川区は、全国で初めて2歳以降の長期育休支援制度 を導入した自治体でもあります。これにより、区内中小企業に務める区内在住の育休者が、国の育休制度に上乗せして3歳の年度末まで育休が取れるようになります。 子どもだけではなく、保護者に対しても手厚い支援を行っている自治体だと言えるでしょう。 江戸川区が配信している子育て応援アプリ「ぴよナビ えどがわ 」は、妊婦の健康状態から子どもの成長記録や子育て情報が得られる便利なアプリです。 このほか、江戸川区の子育てにまつわる詳細な情報は、「えどがわ子育てガイド」にまとめられています。

江戸川区の子育て助成金

江戸川区には、子育てに関するさまざまな助成金制度が制定されており、対象の区民であれば助成を受けることができます。区独自の助成金制度も多く、江戸川区が子育て支援に力を入れていることが分かります。 江戸川区の出産・子育てに関する手当や助成金の一例を紹介します。 ・児童手当 :0歳~中学校修了までの児童が対象(所得制限あり) ・子ども医療費助成 :18歳到達後の最初の3月31日までの子どもが対象 ・乳児養育手当(ゼロ歳児) :乳児、保護者とも江戸川区在住の0歳児を養育している方などが対象(所得制限あり) ・多胎児家庭移動経費補助事業 :0歳、1歳、2歳の多胎児を養育する家庭が対象 なかでも、江戸川区独自の助成金制度として2022年度から始まった「ファーストバースデーサポート事業 」「2nd(セカンド)バースデーサポート事業 」があります。それぞれ対象者に、ギフト券が配布されます。 各種助成の詳しい条件などは、江戸川区のホームページでご確認ください。

江戸川区の子育て給付金

江戸川区では、出産や子育てにかかる費用に対して経済的支援を行う「出産・子育て応援給付金事業 」を行っています。妊娠または出産の際に区役所に届出を提出するなどの条件を満たすと、区からギフトポイントが給付されます。 また、江戸川区では、物価高騰などの世間の状況に応じて、子育て家庭を対象にした特別給付金を支給することがあります。近年では、2022年 及び2023年 に、食費等の物価高騰の影響が大きい低所得子育て世帯に対し、「子育て世帯生活支援特別給付金 」が給付されました。 このほか、コロナ禍の2022年度には家事支援用品給付事業「えどがわママパパ応援給付事業 」が行われました。コロナ禍により家事・育児支援サポーターを利用しづらいことから、子育て家庭の家事負担の軽減を目的として5万円相当の時短家電等の家事支援用品が給付されました。 子育てにまつわる給付金についての詳細は、江戸川区のホームページでご確認ください。

江戸川区の子育て相談窓口

「江戸川区児童相談所(はあとポート ) 」では、18歳未満の子どもに関するどんな相談でも受ける総合相談窓口があります。電話での相談、およびオンライン相談が可能です。電話相談は月曜日から土曜日の8時30分から17時、オンライン相談は月曜日から金曜日の13時~16時(それぞれ祝日・年末年始を除く)に受付を行っています。 このほか、子どもの権利を守るための「えどがわ子どもの権利ほっとライン 」があります。子どもが抱える学校や家庭での悩みごとや困りごとについて、子どもの権利擁護委員が電話で相談を受け付けています。メールフォームから相談を送ることも可能です。 子どもの発達に関する相談は、健康サポートセンターで個別に相談 をすることができます。健康サポートセンターでは、育児ストレス相談やグループカウンセリングを受けることもできます。

子育て施設のイメージ

※画像はあくまでイメージです

江戸川区の子育て施設

江戸川区では、未就学親子向けの「子育てひろば」、小学生向けの「すくすくスクール」、中高生向けの「共育プラザ」と、年代に合わせた子育て施設が用意されています。 「子育てひろば 」は区内の共育プラザや健康サポートセンターなど20か所に開設されています。遊びや交流をしながら、子育ての仲間づくりや情報交換ができる場として地域の乳幼児親子に活用されています。 放課後の子どもの居場所として、各小学校に「すくすくスクール 」が設置されています。登録方法によって利用方法が異なる点や、夕方17時まで子どもが過ごせる点などがすくすくスクールの特徴です。 区内に8か所ある「共育プラザ 」は、中高生の活動支援を目的としており、イベントの開催や無料で各部屋の貸し出しを行っています。 このほか、篠崎にある「江戸川区子ども未来館 」は、小学生の子どもを対象にした「学び」や「探究活動」が行える施設です。一階には子ども図書館、二階には子どもアカデミーがあり、さまざまな講座・イベントが開催されています。 各施設について、詳細は江戸川区のホームページでご確認ください。

葛西臨海公園

葛西臨海公園

江戸川区の子育て世帯におすすめのスポット

東京湾に面した臨海地区にある「葛西臨海公園」は、開放感ある広々とした空間に芝生広場や葛西臨海水族園がある、家族連れだけではなく幅広い世代に人気のスポットです。日本最大級の「ダイヤと花の観覧車」 からは東京タワーや東京スカイツリー、アクアラインや富士山まで、関東の有名観光名所を一望できます。 特に子どもに人気があるのが、園内を一周するパークトレイン です。園内8か所に停留所があるので、広い園内の移動手段としても活用できます。

支援制度・メリットなどをふまえて江戸川区での子育てを検討しましょう

公園も多く自然が感じられる江戸川区は、区独自の子育て支援制度を制定するなど、地域全体で熱心に子育て支援に取り組んでいるエリアです。子どもの年代に合わせた支援施設もあるので、のびのびと子どもが育つ環境が整っているのではないでしょうか。 KAUnSELLでは、江戸川区内の各エリアのページに、子育てに役立つ情報を掲載しております。 下記リンクからご確認ください。

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