中野区は子育てにおすすめ?支援制度・相談先・メリットなどを解説

2024年03月26日

中野区・南台エリアほか

子育てのイメージ

中野区での子育てはおすすめ?子育てのしやすさ・メリットを解説

中野区は、子どもが健やかに育ち子育て家庭の満足が高いまち「子育て先進区」を目指して、さまざまな取り組みを行っています。 代表的な事業が、妊娠から出産・子育て期への相談支援事業「かんがるー面接」です。妊娠時に相談員によるかんがるー面接を受け、かんがるープランを作成することで、子ども商品券や5万円相当の出産応援ギフトが配布されます。出産後も子育て応援ギフト10万円相当が送られるなど、妊娠・産後の家庭をサポートする仕組みが充実しています。 支援サービスだけではなく、中野区は子どもの遊び場も充実しています。便利な都市機能や文化施設が多い印象のある中野区ですが、区内には複合遊具や芝生広場のある公園も数多く、のびのびと親子で過ごすことができます。 中野区の子育てにまつわる情報は、子育てサイトおひるねにカテゴリごとに掲載されています。

中野区の子育て助成金

中野区には、子育てに関するさまざまな助成金制度が制定されており、対象の区民であれば助成を受けることができます。 中野区の出産・子育てに関する手当や助成金の一例を紹介します。 ・児童手当:中野区在住の0歳~中学校修了までの児童が対象(所得制限あり) ・子ども医療費助成:0歳~中学3年生までおよび高校生相当年齢の子どもが対象 ・ファーストバースデーサポート事業:誕生月の前月に中野区に住民登録がある1歳を迎える子どもを育てる家庭などが対象 中野区独自の助成に「幼稚園等へ入園時に支払う特定負担額補助金」があります。認定こども園及び私立幼稚園に入園する幼児がいる家庭などを対象に、入園時にかかる施設整備費や施設維持費などの特定負担額が補助されます。 ほかにも、中野区では対象の児童、家庭に対して助成を行っています。詳しい条件などは、中野区のWebサイトでご確認ください。

中野区の子育て給付金

中野区では、物価高騰などの世間の状況に応じて、子育て家庭を対象にした特別給付金を支給することがあります。近年では、2022年度と2023年度には「子育て世帯生活支援特別給付金」が、食費等の物価高騰の影響を受けやすい低所得子育て世帯への支援が行われました。 このほか、物価高騰対策として2023年度に学齢期の子どもがいる世帯への支援として、給食費相当分の「価格高騰支援給付金」が給付されています。 子育てにまつわる給付金についての詳細は、中野区のWebサイトでご確認ください。

中野区の子育て相談窓口

2021年に開設された子ども・若者支援センター、教育センター、図書館の複合施設「みらいステップなかの」では、18歳未満の子どもとその家庭に関する総合相談窓口が開設されています。相談内容によって区内には複数の相談窓口が用意されていますが、「どこに相談したら良いのか分からない」とき、最初に連絡をすることができる場所です。悩んだときはぜひ活用してください。 みらいステップなかのでは、総合相談のほか、児童虐待相談、若者相談、就学相談、教育相談と、それぞれに電話による相談窓口が開設されています。 子育てに関する相談は、このほか中野区母子生活支援施設、すこやか福祉センター、聖オディリアホーム乳児院でも電話相談が可能です。

子ども自身が相談する場所として、中野区子ども相談室「ポカコロ」があります。「中野区子どもの権利に関する条例」において、子どもが育ち学ぶ権利が守られており、条例に則りメール、電話、面接、手紙で相談することができます。いざというときのためにも、事前に子どもと情報を共有しておくと安心です。 子育て相談の窓口については、中野区子育てサイトおひるね内の該当ページをご確認ください。

子育て施設のイメージ

※画像はあくまでイメージです

中野区の子育て施設

乳幼児親子も安心して遊べる中野区内の子育て施設 中野区では、乳幼児親子、未就学児、小学生、中高生と、それぞれの世代に合わせた子育て支援施設が設置されています。 区内に18ある児童館は、乳幼児から高校生までが自由に利用することができます。各児童館ごとに小学生向け、乳幼児向けの行事が開催されるなど、楽しいイベントや遊びができる場所になっています。 乳幼児親子向けには、「子育てひろば」があります。すこやか福祉センターや児童館に開設されており、乳幼児向けのおもちゃや絵本で遊んだり、子育て仲間と交流したりすることができます。 小学生向けには、各小学校の校庭や体育館を活用した「キッズ・プラザ」があります。事前登録することで平日は放課後、休日は午前8時30分から午後6時まで利用することができる安全な遊び場です。 小中高生向けの学習スペースは、区内の図書館や児童館などに設置されています。

13歳以上の中高生は、主に「児童館」や「みらいステップなかの」を利用することができます。2023年度は「中高生世代の居場所施設」をつくる計画のために、中野区に在住・在学・在勤の中高生世代によるハイティーン会議を通してアイデアをまとめていました。 どれも気軽に利用できる施設ばかりです。子どもの年代に合った施設について、一度調べてみてはいかがでしょうか。

中野区立広町みらい公園

中野区立広町みらい公園

中野区の子育て世帯におすすめのスポット

東京メトロ丸の内線「方南町駅」から徒歩圏内にある「中野区立広町みらい公園」は、大型複合遊具や芝生広場のほか、体験学習施設も備えた子育て世代の親子におすすめのおでかけスポットです。 子ども遊び広場には大型複合遊具のほかにも、小さい子ども向けの幼児遊具や壁のぼり遊具があるので、未就学児の子どもも楽しめる空間になっています。多目的広場にある「流れ」と呼ばれる場所では、水遊びできる期間があります。 体験学習センター内には、飲み物やお菓子、ジェラートなどが購入できる売店もあります。このほか、園内にはスロープが備えられているので、ベビーカーも安心して利用可能です。 5月~9月の日差しが強い時期は、簡易テントの設置が有料で認められています。テントを持参すれば、子どもの着替えスペースや休憩スペースとして活用できます。

支援制度・メリットなどをふまえて中野区での子育てを検討しましょう

「子育て先進区」を目標に掲げる中野区は、妊娠・出産から、その後の子育てまで手厚い支援が多いエリアです。新宿や渋谷へもほど近い都会ながら、公園も多く、子どもがのびのび育つ環境が整っていると言えるのではないでしょうか。 KAUnSELLでは、中野区内の各エリアのページに、子育てに役立つ情報を掲載しております。 下記リンクからご確認ください。

この記事をシェア