江戸川区にある学校や教育施設は?エリア別に幼稚園~大学などをご紹介

2024年08月28日

江戸川区・平井・小松川エリアほか

江戸川区立上一色小学校

江戸川区は、西に荒川、東には江戸川に接しているほか、東京湾にも面している点が特徴的な、みどり豊かな水辺の都市であり、親水公園や緑道が整備され、都心でありながら自然を感じられるエリアです。また、鉄道の乗り入れも多く、通勤や通学にも便利なので、江戸川区で子どもとの暮らしを検討をしている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、江戸川区にある学校、大学、幼稚園などを紹介します。江戸川区での生活をより具体的にイメージできるように、区内の学校に関する情報を把握しておきましょう。

江戸川区にある学校

江戸川区は「こころ豊かに たくましく 教育の江戸川区」を教育目標に、「生きる力」の源である「知・徳・体」の力を身に付け、国際社会、地域社会の各界に貢献できる人間に成長できるような教育を推進しています。 また、家庭・学校・地域社会の緊密な連携のもとで、すべての区民が子どもたちの健全育成に参加することを目指しています。 ここでは江戸川区内の小学校、中学校、高校についてご紹介します。

江戸川区の小学校

江戸川区には区立小学校が66校あり、私立小学校は1校あります。 江戸川区では現況と将来動向を捉えながら、学校規模・配置の適正化に取り組み、学校の統合や改築を行っています。 区立小学校全校で、保護者の就労に関係なく登録すれば誰でも利用できる、学童クラブ「すくすくスクール」を設置しています。このような点から、小学校の放課後や学校休業日に、校庭・体育館などの施設を利用して、児童がのびのびと自由な活動ができます。また、区立小学校は、住所地により通学区域が定められています。ただし、希望があれば通学区域外の受け入れが可能な学校から、入学する学校を選択することができます。 次は、江戸川区の小学校について、生徒数が多い学校を中心に紹介していきます。

区内で一番生徒数が多い区立小学校は、生徒数969名の第二葛西小学校です(2024年時点)。第二葛西小学校は、1932年創立の歴史ある小学校で、江戸川区の教育方針の一つである、伝統文化の普及振興と保存に努めるため、海苔すき体験など江戸川や葛西に関わる学習を行っています。 次いで生徒数が多いのは、区内で唯一小学校1年生から中学校3年生までが同じ校舎で学校生活を送る、併設型の葛西小学校です。2024年時点では、873名の生徒が通学しています。小学校5・6年生と中学校1年生の教室が、同じフロアにあります。小学校のうちから中学校の生活に触れる機会があり、中学進学の際の不安を軽減する手助けになっています。 この他、清新第一小学校や船堀小学校なども生徒数の多い学校です。各小学校の所在地やホームページなどは江戸川区のWebサイトに一覧でまとめられているので、そちらをご覧ください。

江戸川区の中学校

江戸川区には区立中学校が32校(夜間学校含む)、私立中学校が2校あります。 江戸川区は住所地ごとに通学区域が定められており、小学校卒業後の児童は該当区域で指定された中学校に通うことになります。小学校同様に、希望があれば通学区域外の受け入れが可能な学校から、入学する学校を選択することができます。また、江戸川区に在住している全ての中学生が利用できる、EDO学舎を利用できます。申込みが必要になりますが、勉強する場所の提供や、常駐スタッフが見守り支援をしてくれます。 次は江戸川区の中学校のうち、生徒数が多い学校を中心にお伝えします。

区内で一番生徒数が多い中学校は西葛西中学校で、2024年時点で725名の生徒が通学しています。江戸川区では全ての区内小中学校・幼稚園で、学校応援団という地域・保護者・家庭が連携し、学校を取り巻く地域全体で子供を育てる取り組みを行っています。その中で西葛西中学校は学校農園で地域の方がサツマイモなどを植え、手間をかけて育てる様子を見ることができるので、食育学習の一環を担っています。 また、私立中学校である江戸川女子中学校は1931年に創立され、歴史ある女子のみの併設型中高一貫校です。「教養ある堅実な女性の育成」を建学の精神に掲げ、知性と品性を備えた自立した人の育成をめざした教育を行っています。また、2022年より前後期2期制・週6日・45分授業を採用し、集中力を維持しながら授業数を確保できる、無理のない学習計画を実践しています。 各中学校の所在地やホームページなどは江戸川区のWebサイトに一覧でまとめられているので、そちらをご覧ください。

愛国中学高等学校

西小岩にある愛国中学高等学校

江戸川区の高校

江戸川区には都立高校が7校、私立高校が3校と、計10校の高校があります。都立7校のうち、全日制は5校、全日制と通信制の併設校は2校です。ここでは江戸川区にある高校を紹介します。 都立小松川高等学校は、2018年より「進学指導特別推進校」に指定されています。加えて「英語教育推進校」「海外学校間交流推進校」「理数研究校」「Sport-Science Promotion Club」の指定も受け、多様な教育活動を展開しています。また、質実剛健を伝統としており、学習面だけではなく部活動なども盛んに行い、文武両道を目指しています。 また、私立高校である愛国高等学校は、中高一貫の女子校です。高等学校からは普通科の他に商業・家政・衛生看護の専門学科があります。資格取得も積極的に行っており、15種類の資格取得が可能になっています。特に、准看護師免許文部科学省指定は都内でここだけで取得できる資格になっています。

江戸川区の大学

江戸川区には本部やキャンパスを置く計3校の大学・短期大学があります。 その中で、東京情報デザイン専門職大学は江戸川区で初めて設立される4年制大学になります。「活力を創造する産業づくり」を未来への基本計画の一つに掲げる江戸川区と連携し、企業とともに実践的な職業人育成を行う、産学連携教育に取り組んでいます。学部は情報デザイン学部 / 情報デザイン学科のみになり、時代が求める情報デザインエンジニアの育成を目指しています。 この他、江戸川区には青森大学の東京キャンパスや愛国学園短期大学があります。

愛国学園短期大学

愛国学園短期大学

江戸川区の幼稚園・保育園

江東区には区立幼稚園が1園、私立幼稚園が29園、認定こども園が9園、区立保育園が34園、私立保育園120園あります。 江戸川区は多数の幼稚園や保育園がありますが、2020年時点で203人の待機児童が発生していました。しかし、保育施設の増設等による保育定員の拡大や保育所申込者数の減少により、2022年から2年連続待機児童ゼロを達成しています。 ここからはさらに幼児・乳児教育施設の理解を深めるため、江戸川区の幼稚園・保育園を一部紹介します。

清新町にある江戸川幼稚園は、定員数が350名と受け入れが多い幼稚園です。「チャレンジ」を通して「あきらめない」心を育てることを大切にしており、STEAM保育を提供しています。また、専門体育・英語教育・リトミックなど、子どもたちがわくわくする活動を行っています。 また、園庭に樹齢90年を越えるすずかけの木があるつぼみ保育園は、1932年に開園した江戸川区で最初の保育園です。定員は169名と江戸川区の保育園の中で、一番受け入れが多くなっています。「のびのびと いきいきと」を保育方針に掲げ、集団保育を通して、やさしい心と丈夫な体、個性ある人格を培う保育を心がけています。

学校や教育施設の情報をふまえて江戸川区の暮らしを深堀りしていきましょう

江戸川区は子どもたちの健全育成を目指し、家庭、学校、地域社会が緊密に連携しています。また、多くの小学校・中学校・高校があり、それぞれが特色ある教育を提供しています。各学校や教育施設ごとに異なる特徴があるため、気になる学校のあるエリアの情報を深堀りして調べてみましょう。 KAUnSELLでは、江戸川区内の各エリアのページに、学校に関する情報を掲載しております。 下記リンクからご確認ください。

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