2024年09月29日
大田区・雪谷エリア
雪谷エリアには古くから人が住んでおり、縄文時代の遺跡である「雪谷貝塚」も見つかっています。 しかし、雪谷エリアが都市化したのは東急池上線が開通した1920年代以降です。そのため、道路幅員はどちらかというと広めで、きれいに区画されている傾向があります。一戸建て住宅が多く、その中にマンションも点在しています。 一方、環状七号線、環状八号線の沿線にはビルが並んでおり、企業のオフィスも立地しています。スーパーマーケットなどの商業施設も、主要道路沿いに出店しています。
大田区では雪谷エリアを含む「調布エリア」について「自然との調和がとれた、閑静な住宅街が広がる地域」と表現しています。 雪谷エリアにも静かな住宅地が多く、東調布公園をはじめ、多くの公園が点在しています。また、街のあちこちにエノキ、ケヤキ、サクラ、シイなどの樹木が植えられており、季節ごとに花や紅葉を楽しめます。 生活面でも、暮らしやすい環境が揃っています。 駅周辺を中心に複数のスーパーマーケットがあり、普段のお買い物に困ることがないため、雪谷エリアの住みやすさの一因となっています。 大田区が用意するさまざまな子育て支援策やサポートも利用できます。子ども手当に加え、一定の要件を満たす場合に特例給付を行うという独自の政策も設けています。また、子育て支援課の活動も活発で、子育て世帯に対する広報活動にも力を入れています。 令和3年度と4年度は、保育所の待機児童数ゼロも実現しました。
雪谷エリアでは、東急池上線の長原駅、洗足池駅、石川台駅、雪が谷大塚駅、御嶽山駅の5駅を利用可能です。雪が谷大塚駅から五反田駅までは約15分で到着します。五反田駅で山手線に乗り換えができ、都心主要エリアへのアクセスも便利です。 また、雪が谷大塚駅から蒲田駅までの所要時間は約10分です。蒲田駅からは京浜東北・根岸線や京浜急行線に乗り換えられるため、川崎方面や横浜方面にもスムーズにアプローチできます。 バスの本数はそれほど多くないものの、雪が谷大塚駅から川崎、田園調布、都立大学などへ向かう便があります。 都心方面や蒲田、川崎、横浜などへのアクセスが便利なため、雪谷エリアの住みやすさに繋がっています。
雪谷エリアには、野鳥や水辺の生物がいる小池公園があります。大田区内にある洗足池公園の大池と比較して「小池」と呼ばれていた溜池があり、そのイメージを復元して小池公園が作られました。 小池公園では、サギやカワセミなどの野鳥、四季の草花、小魚など、さまざまな自然を観察できます。春にはサクラ、夏にはトンボの姿なども楽しめます。遊具や遊歩道があるため、子供も大人も自由に過ごせる公園です。トイレ(車いす対応)、自転車置き場、水飲み場なども整備されています。
雪谷エリアにある御嶽神社は、明治以降、地域の氏神として多くの方に親しまれてきました。その歴史を物語るように多数の石碑や大絵馬などが奉納され、毎年9月開催される例大祭には多くの人が足を運びます。 御嶽神社が創建されたのは、戦国時代の天文4年(1535年)頃です。ただし、大きな社殿が建てられたのは江戸時代の天保2年(1831年)頃と記録されています。一山行者と呼ばれる人物が、木曽御嶽山(長野県・岐阜県)の関東第一分社として御嶽神社の社殿を建立したといわれています。
東調布公園は、野球場(東調布公園野球場)やプール(東調布公園プール)などもある大規模な公園です。お子さまと一緒に活発に遊びたい場合も、東調布公園ならいろいろな楽しみ方ができます。 野球場とプールにはナイター設備もあり、夜も利用できます。プールでは水泳教室や親子体操教室などが開催されており、地域の方に好評です。季節によって、プールが温水になります。 また、東調布公園の北西側は、児童交通公園になっています。公園内に標識が設置してあり、遊びながら交通ルールを学ぶことができます。
雪谷エリアは、子育てをしている世帯をはじめ、多くの方にとって暮らしやすい街です。五反田駅や蒲田駅にもアクセスしやすく、通勤や通学の便も良好です。家族で出かけられる公園もあり、休日もゆったり過ごせる雪谷をフォローしてみてはいかがでしょうか。
『あなたにピッタリの街に出会えるライフスタイル診断をやってみる』
『雪谷エリアに関する詳細情報を見てみる』
記事編集者:立石秀彦 ライター:瀬藤美季 ※掲載された記事の内容は制作時点の情報に基づきます。
この記事をシェア